暁 〜小説投稿サイト〜
必死なのだ
第七章
[2/2]

[8]前話 [9] 最初
赤穂は部長の江古田に強張った顔で返す。
「戦争中の国よりも危険ですが」
「だから撤退するんだよ」
「それでまた俺ですか」
「頼めるか?」
「いえ、それは」 
 流石に今回は断ろうとした、しかしそれは適わず。
 彼はまた寿命の縮まる思いをすることになった、逃げる際の参謀役というものは戦争でなくとも大変である。


必死なのだ   完


                             2013・4・2
[8]前話 [9] 最初


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ