第三章
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うしたお話あるけれどね」
怪談はどの学校にもある、それでだった。
「それかしらね」
「生徒会室の謎の机」
「怪談としては充分でしょ」
「けれど赤と白よ」
佐江は怪訝な顔でその菊菜のお浸しを食べる。
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