第二章
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「だからアメリカもね」
こう私に言ってくる。
「危険ね、ただ」
「ただよね」
「あの国ってテロしそうな国とも揉めてるから」
「北朝鮮とか?」
私が最初に出したのはこの国だった、テロといえばこの国というイメージが私の中にもはっきりとあるからだ。
「基地とか狙うのはわかるけれど、日本にある」
「違うわ。他にはイランとかイラクとか」
まだこの頃はイラクはフセイン大統領だった、今思うと懐かしい。
「イスラムね。ジハードって言って」
「ああ、原理主義者ね」
「そうした人が仕掛けてくるんじゃないかしら」
これが彼女が私に言うことだった。
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