第十二話 闘破とあかねがイレカワール!
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第十二話 闘破とあかねがイレカワール!
ある日の日野家で相変わらず電卓弾いている闘破とマンガ読んでるあかね。
「はぁ・・・今月の生活費これだけか〜」
「何や闘破今月も赤字か?」
あかねが興味深そうに家計簿を覗くと千円札9枚広げてため息つく闘破。
「明るくいこうぜ♪・・・けどなぁ・・・う〜ん宝くじでも買っちゃおうかな・・・いやいや!イージーな考えはダメだ!汗水たらして働いてこそ!尊いのだ!!」
「あ!闘破そろそろ出前やで」
「もうこんな時間か」
あかねに言われて電卓をしまうと闘破は準備する。
いつものように自転車に乗って闘破とあかねが出前に向かっている最中の住宅地の通り道だった。
「プリキュア!ジライヤ!」
「「ん?」」
突然声を掛けられた闘破とあかねが振り返るとそこにはマジョリーナの姿があった。
「なんやマジョリーナかい!」
「性懲りも無く現れやがって!」
闘破とあかねがマジョリーナの襲撃に応戦する構えを取るとマジョリーナがローブの中からカメラを取り出した。
「今日は写真を撮りに来ただけだわさ!はいチーズ♪」
「「いえ〜い!」」
マジョリーナの突然のノリに乗ってしまった闘破とあかね。しかし何も起こらない。
「て!これはミエナクナールじゃ・・・て見えてる」
「何も起こんないじゃないか!」
前回の痛い思いを思い出すあかねだが闘破は特に効果がない事に驚いた様子はなかった。
「ふ!ふ!ふ!今に見てろだわさ!」
そう言って早々に撤退するマジョリーナに闘破とあかねは顔を見合わせながら両手を上げた。
「なんなんやろ?ハッタリ?」
「さぁ〜・・・て!出前!」
「急げ〜〜!!」
慌てて出前に戻る闘破とあかね。
この時二人は気付かなかった。
これから来るであろう災難に・・・
「「ただいま〜」」
出前が終わり闘破とあかねが帰ってくると一休みするべくリビングに座った。
「なんか慌てて行って疲れたな〜」
「せやな〜何か眠いし〜」
何やら眠そうな闘破とあかね。出前自体は大した労力ではなかったのだが妙に眠かった。
「寝ちゃうか〜」
「せやな〜」
そう言ってリビングで居眠りし始める闘破とあかね。
数分後
「ふぁ〜・・・ん?」
眠い目をこすりながらあくびをする闘破が時計を見た。
「いっけね!もうこんな時間だ!!」
気が付くと夕飯の時間になっていた為、慌てて買い物かごを持って行く闘破。
「あれ?何か靴が大きくなった気がする・・・まいっか!夕飯夕飯!!」
日野家の家事担当と化し
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