第十二話 闘破とあかねがイレカワール!
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(中身はあかね)が背中から巨大ハリセンを召喚しあかね(中身は闘破)の顔面を思いっきり引っ叩いた。涙目になりながら鼻を抑えるあかね(中身は闘破)。
「おお!そのハリセンを召喚できるのは姉ちゃんしかおらん!まぁとりあえず信じたるわ!」
とりあえずハリセン召喚のスキルでげんきに納得してもらって安堵するあかね(中身は闘破)と闘破(中身はあかね)。
「ねぇどうしようこの状況〜」
あかね(中身は闘破)ががっくしと肩を落としながらこの先の事を考えると・・・
「狼狽えるんやない!これでしばらく過ごすしかないやろ!」
「「おお!肝が据わった!」」
闘破(中身はあかね)の一喝に思わず拍手してしまうあかね(中身は闘破)とげんきだった。
そして
「とりあえず・・・闘破!ごはん!」
「あ!いっけね!!」
闘破(中身はあかね)に夕飯を催促され慌てて作りにいくあかね(中身は闘破)だった。
翌朝
「はぁ・・・自分の身体じゃないからやりづらい・・・」
といってキッチンで闘破のエプロン姿でフライパン片手に日野家の朝ごはんを作っているあかね(中身は闘破)。邪魔なのか髪は三角巾でまとめている。
「・・・何か・・・超新鮮な光景やな・・・」
物凄く珍しそうな視線で見つめるげんき。とう言う訳で何やかんやで朝食を済ませ、何やかんだで制服に着替えたあかね(中身は闘破)が出勤ならぬ登校するべくあかねの靴を履いた。
「んじゃ行ってきま〜す♪」
「いってらっしゃ〜い・・・くれぐれも目立つなよ〜嫁入り前の身体やから絶対に傷物にすんなよ〜」
「わかってるよ〜」
あかね(中身は闘破)を見送る闘破(中身はあかね)。
「しっかし・・・あの闘破に女子中学生なんてできるんかい・・・不安や〜・・・」
見送って早々がっくしと肩を落とす闘破(中身はあかね)。物凄く後悔しているらしい。
だが今日から闘破の日程をこなさなければならない為気合を入れて店に入った。
通学路にてカバンを担いで登校するあかね(中身は闘破)。
「しかし中学生なんて懐かしいな〜♪」
突然戻ってきた学生生活にウキウキするあかね(中身は闘破)。
すると
「あかねちゃ〜ん」
「ん?あ!みゆき!」
登校中にみゆきと落ち合ったあかね(中身は闘破)が手を振ってこたえた。そして何気ない会話をしながら一緒に登校すると・・・
「そう言えば今日はテストなんだよね〜あかねちゃん勉強してきた?」
「へ!?テスト!俺聞いてないよ!?」
「え?『俺』?・・・そういえばさっきから口調が違うような」
「い!」
慌ててしまい地の口調が出てしまいみゆきが疑問を抱くとあかね(中
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