暁 〜小説投稿サイト〜
グランドラインをドライブしよう 〜目的地はラフテル〜
僕の修行の日々がスタートしたのでした
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えれることは全てお前に教えた。……あとはお前だけの海を渡る乗り物を用意するだけじゃ」
修行を始めてから六年。今日の分の特訓を終えた僕にお祖父さんはそう言いました。
お祖父さんに認めてもらえたのは嬉しいんですけど乗り物をって、普通に船じゃいけないんですか?
「別に船でもよいのじゃが、グランドラインには能力者の力を原動力とした能力者専用の乗り物があるという話を思い出したのでな。せっかくじゃからお前もそれにした方がなにかと便利じゃろうし、それにその方が面白そうじゃろ?」
……はぁ、まあ別にいいですけど。
僕の専用となる乗り物の設計はお祖父さんがやってくれて、その外見は「クルマ」という馬がなくても走る馬車のようなものになりました。なんでもこのクルマという乗り物、お祖父さんが昔にグランドラインのある島で見たものらしくて、走っている姿がとてもカッコいいそうです。
ちなみにクルマの床の部分と車輪には特別な仕掛けがあって、僕の能力を使って海の上でも走れる設計だとお祖父さんが自慢していました。
そしてこの一年後になんとかクルマが完成し、僕が旅立つ準備が完了したのでした。
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