暁 〜小説投稿サイト〜
グランドラインをドライブしよう 〜目的地はラフテル〜
僕の修行の日々がスタートしたのでした
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初
から大型の船の操作、海図の見方、天候の知識。覚えることは山ほどありましたが、お祖父さんは昔の自分の冒険を話ながら教えてくれたので覚えやすかったです。

 お祖父さんって結構教えるのが上手なんですね。


○レッスン4「戦闘技術を身につけよう(訓練編)」

「グランドラインには星の数ほどの海賊達がある。そやつらから身を守るために強くならねばならん」

 修行を始めてから三年。僕は一人でも襲ってくる海賊達と戦えるようになるためお祖父さんに戦闘技術を教えてもらうことになりました。お祖父さんも冒険家だった時は一人で海賊達と戦っていたらしく、下手な海賊団よりも強かったそうです。

 あと、お祖父さんに言われて自分にあった武器を色々と試してみましたら、なんとなくですけど銃が一番僕にあっている気がして、それを報告したら格闘技と射撃を重点的に鍛えられました。


○レッスン5「能力の使い方を覚えよう(応用編)」

「能力の基礎はマスターしたようじゃな。では次はそれを戦闘に活かす方法じゃな」

 修行を始めてから四年。勉強と特訓のかいがあって熱エネルギーと電気以外のエネルギーも発生できるようになった僕は、発生させたエネルギーを攻撃に活かす方法を特訓しました。

 とはいえ、能力を使った攻撃の特訓なんてお祖父さんもどうしたらいいか分からないらしく、とりあえず能力を使った攻撃のアイディアを二人で相談するだけで終わりました。


○レッスン6「戦闘技術を身につけよう(実践編)」

「リオンよ。お前にプレゼントじゃ」

 修行を始めてから五年。一ヶ月くらい家を留守にしていたお祖父さんが突然帰ってきたかと思うと僕の前に小さな木箱を置いてそう言いました。

 開けてもいいですか、とお祖父さんに聞いてから箱を開けてみると、そこに入っていたのは二丁の拳銃でした。

 一つはリボルバー式の黒い拳銃で、もう一つは何やら角ばった外見の銀色の……銃、なんですか? 弾を撃ち出す機巧もないしオモチャの銃ですか?

「そうじゃな。確かにその銀色の拳銃はお前以外が持てばただのオモチャに過ぎん。だがお前が持てば強力な『兵器』となるじゃろう」

 ……なるほど。つまりこの銀色の拳銃は、以前お祖父さんと考えた『あの技』を使うための道具ということですか?

 とりあえず拳銃を貰った次の日、最近現れるようになった人食い熊を探しだして銀色の拳銃の実験台にしてみました。人食い熊に狙いを定めて引き金を引くと……、

 ズドォン!

 と、なんだかシャレにならない爆発音が炸裂し、人食い熊は黒こげとなって絶命していました。……この技はあまり使わないようにしときましょう。


○レッスン7「移動手段を手にいれよう」

「リオンよ。ワシが教
[8]前話 [1] [9] 最後 最初


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ