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IS《インフィニット・ストラトス》 〜死神の序曲〜
特別話
『IS《インフィニット・ストラトス》〜星を見ぬ者〜』コラボ話
黒 VS 黒 『後』
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一夏とシャルロットさんを迎えに行こうかな。
〜レイsideout〜
〜一夏side〜
「まったく。ここは立ち入り禁止にしていた筈なんだがな?」
俺とシャルルは正座をさせられ、千冬姉のお説教を頭の上から貰っていた。
「いやぁ、やっぱり気になるじゃないですか。怜がすごく楽しみにする相手って」
「そうだぜ千h……織斑先生。アイツがあんなに楽しみにする相手ってきになるじゃん!」
俺達の言葉を聞いて、千冬姉は大きなため息をつく。
そして俺達の頭の上に出席簿を振り下ろした。
「シュナイゼル!!!」
「!!!!!」
俺は某ギアスの第二皇子のような悲鳴を上げて頭を押さえてのたうち回り、シャルルは頭を押さえてその場で悶絶していた。
「本来であればこのような場合、多額の賠償金と1年以上の監視が付き、その上で1週間の懲罰房行きが命じられるところなんだがな?」
俺達はそのことを聞き、ビクッとして絶望に打ちひしがれた顔になる。
…ヤバイ…こんなことになるなんて思わなかった…。
そう思っていると千冬姉が「だが…」と続けて喋りだす。
「だがお前達が来るのを長岡が分かっていて最初に許可を貰っていた。だから今回は特別に不問とする」
は?怜は気付いていたのか?
そう俺達が顔を見合わせていると管制室に怜が入ってきた。
「あ〜、疲れた〜。あ、織斑先生は早くカルバヤンさんの所に行ってあげてくださいよ。たぶん待ってますよ?この2人は私が責任を持って部屋まで連れて行きますから」
「…はあ。まったくお前の考えていることは理解できん。カルバヤンは応接室で待たせておくからコイツらを部屋に押し込んでおけ」
「アイアイサー♪」
そう言うと千冬姉は管制室を出ていき、怜とシャルル、俺の3人だけになった。
3人になった瞬間に怜はにこやかに笑いながら(しかし目は笑ってはいない)こちらに話しかけてくる。
「まあ2人から
邪
(
よこしま
)
な気配を感じたからもしかしてとは思ったけどここまでバカとは呆れたよ…」
その言葉にシャルルと俺は押し黙る。
「もしこれが新型のISのデータ取りだったとするよ?で、それが漏洩したら真っ先に誰が疑われる?私なんだけど?」
…ヤバイ……さっきとは別の意味でヤバイ…!!
怜がちょっと軽くキレてる。
「まあ僕もテンションが上がりすぎていたから、それを見た皆が変な勘違いをしたのも私の責任かなとは思ったんだけどね。ただそれにしてもこの行動は浅はかだったと思うんだ。まあ今回はこの辺にしとくよ。相手を待たせちゃってるし。さ、早く立ってよ。きび
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