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IS《インフィニット・ストラトス》 〜死神の序曲〜
特別話
『IS《インフィニット・ストラトス》〜星を見ぬ者〜』コラボ話
黒 VS 黒 『後』
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という女子の言葉を冷静に返す。
すると長岡という女子は少しびっくりした様子で返事を返す。
「あれ?効果なし?」
「俺は激情家ではない」
「あらら、一夏あたりなら確実に乗ってくるのに」
長岡という女子は少し肩を竦めたような動きをして薙刀を引いた。
「さて、この勝負はここでおしまいだよ。スウェンくんが敗けを認めてくれないみたいだしかわりに僕がここで負けを認めるよ」
「何?」
俺は訝しげに長岡という女子を見る。
すると理由を喋り始めた。
「こっそり一夏とシャルルくんが忍びこんでいるみたいでね。僕の戦いをあんまり見せたくないんだよ。あ、シャルルくんは知ってる?」
「ああ」
ここでもデュノアは男として振る舞っているらしい。
いや、もしかしたらこちらでは本当に男なのかも知れないが。
「今度の学年別のタッグトーナメントで対戦するかも知れないのに手の内を見られたら対策を立てられて困るっていうのがこれ以上戦いをしたくないっていう理由だよ」
「ふむ…」
一応の辻褄はあっているが長岡という女子はまだ何かを隠しているように見える。
だが俺も戦闘を続行するのは残りのエネルギーや体のコンディション的にキツいものがあるのも事実だ。
ストライカーを換装すればまだ戦えるというのも事実だが。
さて、どうするか。
俺がそう考えている間に長岡という女子は教師織斑に通信をしているようだった。
そして通信が終わってすぐ、教師織斑の声がアリーナに響いた。
『長岡 怜が勝負を放棄した為、勝者はカルバヤンだ』
長岡という女子が教師織斑に教えたのか、教師織斑が気付いていたのかどちらかは分からないがこちらの世界の一夏達にバレないように俺のフルネームを言わなかった。
そしてその後、俺はピットに引き上げた。
〜スウェンsideout〜
〜レイside〜
スウェンくんがピットに引き上げたのを確認して、僕もピットに移動した。
それにしても手強かったなぁ。
最初から本気を出していたら勝てていたかどうか…。
僕が様子見から本気に変わったギャップで対応が遅れたのもあるだろうし。
それにしても隠しておく筈だったバスターシールドとビームサイズのギミック、ハイパージャマーのデコイ作成能力を織斑先生にみられたのはちょっと予定外のことだった。
スウェンくんか…。
スウェンくんがこちらの世界の人間でなくて助かったよ。
……そしたら計画発動時に排除に手間取っただろうし、織斑先生と一緒に来られたら勝てる気がしないしね…。
さて、いい加減織斑先生から説教されてる
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