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IS《インフィニット・ストラトス》 〜死神の序曲〜
特別話
『IS《インフィニット・ストラトス》〜星を見ぬ者〜』コラボ話
黒 VS 黒 『後』
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〜レイside〜
やった!
僕はそう思い、スウェンくんに鎌を振り下ろす。
このタイミングの攻撃は迎撃、防御、回避は出来ない。
いや、後のことを考えなければいくつかある。
まずは
瞬時加速
(
イグニッション・ブースト
)
で避ける方法だ。
この方法は一辺成功に見えるけど、僕も瞬時加速をすればそのまま追撃されジリ貧になる悪手だ。
もう一つはわざと攻撃をくらって相手を捕まえて、相手に反撃する方法だ。
これは受けるダメージはデカイけど確実に相手にダメージを与えられる。
まあ僕はこれを選ぶかな。
ただまともに一撃を受けるわけだからエネルギーの大半は削られてキツい戦いにはなるけど。
そして鎌が当たる直前、スウェンくんが行動を起こした。
スウェンくんが選択したのは瞬時加速だった。
僕は若干悪手を選んだスウェンくんに落胆した。
だけど勝負は勝負だ。
僕は追撃をかけるべく、瞬時加速を発動しようとした。
その瞬間、体に衝撃が走り、僕は地面に墜落した。
〜レイsideout〜
〜スウェンside〜
はぁはぁ…。
長岡という女子の機体は墜落し煙を上げる中、俺の体は悲鳴を上げていた。
俺は鎌を回避するために瞬時加速を発動したと同時にアリーナの地面にアンカーを撃ち込んで、そこから円を描くように移動することで瞬時に相手と相対し、油断した長岡という女子にレールガンとフラガッハから持ち変えたショーティーを叩き込んだ。
だが、その加速中の無理な方向転換のせいで、撃ち込んだアンカーが壊れ、俺の体も悲鳴を上げていた。
もう相手もエネルギーはほとんど残っていない筈だが…。
そう思っていると砂煙が少しずつ晴れていく。
そこには少しボロボロになった長岡という女子の黒い機体がしっかりとこちらを見つめ、佇んでいた。
俺は追撃をかけるべく動こうとすると相手から笑い声のようなものが聞こえた為に動きを止める。
「……ハハッ………ハハ…ハハハ………」
長岡という女子の笑い声は少しずつ大きくなっていく。
「…アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ♪ハハ♪ハハハ……………」
俺が訝しげに見ていると急に笑い声が止み、空気が重苦しい物に変わった。
俺はすぐに動いたら撃てるようにショーティーを構えようとすると、前のようにロックオン出来ないだけでなく、少しノイズが入る。
俺はそれを確認したと同時に即座にレールガンを長岡という女子の機体に撃ち込んだ。
だがレールガンの弾はその長岡という女子の機体をすり抜け、アリーナの壁に当たる。
俺が驚愕していると右横から殺気を感じた
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