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インフィニット・ストラトス 黒剣の死神と謳われた天才
一時の休息
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「そう、インフィニット・ワンオフ・ストラトス。俺がワンオフ・アビリティーの研究の最中に偶然作った産物でな、所有者に一番合い、その所有者だけの能力が使え、その所有者だけに使える機体だ」
そう、IWSはその人間の感情、記憶、身体能力によってその人間にあう機体が出来る。
「それにだ、俺の作るISと束さんが作るISには決定的な違いがある……それは作った元来の目的だ。俺のは完全なる武器だが、束さんのは元々は宇宙進出するための物だったんだ」
「第三世代の武装はヒマな時に考えたやつだけど」とつけて、残りのトンカツを食べ終わった。
「ちなみに、バロウが使うIWSにも第三世代の特殊武装がついてるぞ」
「へ一そんなんだ。どんな武装なのバロウ?」
デュノアは幼なじみのバロウの機体が気になるらしく、聞いてきた。
「『ECU』、エナジー・クリエイト・ウェポンって言ってイメージした形をシールド・エネルギーで作って戦うんだ。本当はエネルギーを結構使うだけど、僕のIWSの能力を合わせるとエネルギー消費を抑えて…」
「バロウ。次、戦う相手に教えるな。行くぞ」
俺はバロウを連れて、アリーナに戻ることにした。俺はバロウに一つ忠告するために。
「バロウ忘れるなよ。お前の機体の武装は…」
「わかってますよ社長。『もし、フランス政府、いやデュノア社にECU渡していれば、シャルロットは辛い思いしなくてすんだ』でしょ」
「そうだ。あれをあの腐れ社長に売れば、デュノアはデュノア家に行くことなく、オーギュスト神父に引き取られるはずだったしな」
正直デュノアには、悪いことをした。まぁ今更そんなことを思っても意味は無いか。
「バロウわかってるよな?」
「ハイ。シャルロットを倒して、一夏も倒して見せましょう」
「よく言った。お前の今月の給料上げとくよ。お前の目的の為にな」
俺それだけ言ってアリーナに向かった。バロウもやる気満々だ。
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