第三幕その四
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
であった。パルジファルは周りを見回してだ。また言うのであった。
「それにしてもです」
「何か?」
「今日は野原が何と美しく見えるのか」
周りを見回しての言葉だった。その朝の光に輝く森や草地、そして泉をだ。そうしたものを見回しながらそのうえで恍惚として語ったのである。
「前に私は不思議な花の群れに出会った」
「花のですか」
「その美しさを見た」
こう語るのだった。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ