マジカル☆ウィッチルフェイちゃんとウィルベルちゃん〜悪魔から眷属を奪い、使い魔にする〜
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んだけど……」
契約したのか、黒歌を抱えたベルちゃんが白猫を見ながらそういいました。私も見ると、最初尻尾が2本だったのが3本に増えていました。
「ちょっと、私にも舐めさせるにゃ。っ!? こ、これは凄いにゃ!」
黒歌も一緒になって私の血を飲んでいきます。というか、どういう事ですか。黒歌まで尻尾が増えました。
「もしかして、アンタの魔力が血にこもってるからじゃない? 微々たる物でも、絶対量が莫大だったら……」
「そんなはずは……」
「それが正解にゃ! もの凄い料の魔力にゃ。御蔭で身体もどんどん良くなってるにゃ」
凄く元気になってきていますね。
「あれ?」
白音の身体が薄く光っていきます。
「っ!? 召喚されそうにゃ!?」
「ふふ、させませんよーえい♪」
膨大な魔力で術式をほぼ無視して結界を張って召喚を無効化します。むしろ、カウンターとして魔力を叩き送っておきます。これでまた仕掛けてくるなら潰してあげます。
「白猫さん。私と契約しましょう」
「にゃ、にゃあ……」
「白音、大丈夫にゃ。契約するといいにゃ」
「にゃあ……」
白猫あたらめ、白音が私の肩に乗って頬っぺたを舐めてくれました。まだ人化とか、喋れないみたいですが契約してくれるようです。
「じゃあ、契約しましょう」
「にゃあ」
契約は無事に終了し、後は黒歌と白音の2人でベルちゃんと一緒に術を施します。
「ふふん、ウィルベルさんの使い魔なんだから、誰にも渡さないわよ!」
「そうですね。これが眷属化の術式ですね」
「そうね。じゃあ、早速上書きしようか。ふふ……」
「ふふふ」
私達は笑いながら術式を改造、強化して完全に私達の使い魔にしました。それと同時に繋がりも強化して、死なないようにもしておきます。影に潜んだりも出来る様にしたり、お使いをお願いしたりできるようにしておきました。これで仙術……気……いえ、ここはあえて念といいましょうか。念を覚える師匠ができました。ドッキリテクスチャーとバンジーガムとか、楽しそうですしね。アトラック・ナチャと合わせれば色々と面白い事が出来そうです。というか、どちらかといえば私って具現化系ですよね。それとも、特質系?
どちらにしろ、可愛い使い魔をゲットです。
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