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マジカル☆ウィッチルフェイちゃん! 
マジカル☆ウィッチルフェイちゃんとウィルベルちゃん〜悪魔から眷属を奪い、使い魔にする〜
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ました。どうせなら、揃えたいですし。ベルちゃんに使って欲しいですしね。

「ありがと〜大事にするね!」

「はい。それじゃあ、召喚しましょう。名前は黒歌と白音です」

リアスに確認した所、まだ眷属は増えていないう事ですし、問題無いです。本格的にそろそろ探そうとしている所みたいですし、いい時期でしょう。

「では、行きましょう」

「了解よ! 我らが名、ウィルベル・フォル=エルスリートとルフェイ・ペンドラゴンの元、汝を使い魔として召喚す……」

ベルちゃんが黒嬢(シュバルツフローレン)を持って呪文を唱えはじめました。私も白嬢(ヴァイスフローレン)を持って続きます。

「我ら呼び出すは猫又。その者の魂の名は黒歌、白音」

魔術式が光り輝くと、召喚が開始される。

「「我らが呼び声に答え、現れいでよ!」」

術式の中心部に2匹の猫が現れました。ただ、どちらも衰弱しているようです。

「にゃ、にゃぁ……」

「フシャー」

だけど、白猫を黒猫が庇っています。

「使い魔契約をしましょう。でも、その前にお食事ですね」

「えっと、確かここに……あった」

ベルちゃんが干したお魚を持ってきた。それを猫たちに上げる。猫達は警戒して食べようとしないけれど、じーと見ていると、恐る恐る舐めだした。

「お水も用意するね」

「よろしく」

私はメイドさんに言って、タオルとお皿にお水を入れた物を受け取って、渡してあげる。しばらく様子を見ていると、警戒しながらも大人しくしています。

「ルフェイ、この子達どうする?」

「使い魔にできなくても保護しましょう」

「わかった。アンタ、アタシと契約しなさい。そうすれば、貴方達を守ってあげるわよ」

「……わかったにゃ」

「「しゃべったっ!?」」

黒猫が契約もせずに喋った。まさか、既に悪魔化してるのですか?

「悪魔に転生してるから、喋れるにゃ。でも、転生した直後に呼び出されるとは思わなかったにゃ」

「成程。こっちの子も悪魔になっているのですか?」

「そうにゃ。その子も転生悪魔にゃ」

白猫は黒猫、黒歌の後ろに隠れています。

「じゃあ、白い子は私が契約します。黒い子はベルちゃんでお願いしますね。大丈夫、怖いことは有りませんよ」

私は白猫に手を差し出します。

「フシャっ!」

爪で引っ掻いて来ますが、私は無視してそのままにします。血が流れてもそのままにしていると、また引っ掻いて来ます。しばらくすると、手が血まみれになって凄い事になりましたが、時間が経つと、白猫がペロペロと舐めるようになりました。なんだか、血を美味しそうに舐めています。というか、止まらないようです。

「ルフェイ、尻尾が増えてる
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