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もしもこんなチート能力を手に入れたら・・・多分後悔するんじゃね?
ショートショートショート
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しまったので認めることにした。
ちらり、とクロエの方を見る

「クロエ君・・・!?君、剣使えるの!?」
「たぶん」
「多分!?」

目線を逸らし、今度はシグナムの方を見る。

(あのおっぱい・・・たまらんな)
(あのうなじ・・・たまらんな)
「お前らあまり私を邪な目で見るな」
「「イエス、マム!!」」

大丈夫かなぁこれ。

まぁ結論から言うと、むしろやりすぎだった訳だが。




「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」

沈黙。剣道の道場に似つかわしいとは言い難い2人の剣士が発する気迫。それがその場にいる全員に重く圧し掛かっていた。

2人の剣士の一人であるシグナムは息を吐きながら瞬き一つせずに目の前の少年を見据える。彼女の頭二つは小さかろうかという小柄な少年の身体から放たれる途方もない威圧感にシグナムの気も高ぶった。この若さで既にベルカの将と対等に戦えるレベルまで達しているのは直ぐに本能で理解した。故に、手加減など不要。これは勝つか負けるかの本物の戦いだ。

対する少年は一見ただ剣を握っているだけに見えて、実はいつでも足を踏み込める構えでシグナムをじっと見据えていた。剣を使うのは初めてなのだが、どうしてか彼女には剣を持って相対しなければならないような気がした。

片や嘗て古代ベルカの時代に「烈火の将」の名を馳せた猛将。
片や異界の地にて「漆黒の騎士」の名を轟かせた騎士・・・の力を宿す少年。

時代を超え、世界を越え、二人の将が激突する。


「・・・始めっ!」


瞬間、道場そのものをへし折るような轟音が鳴り響いた。



余りの衝撃に目をつぶる皆。しかし高町姉妹と師範代はその勝負をしっかり見ていた。


「・・・くっ、竹刀が・・・!」
「バラバラに、なってしまった・・・」


2人の剣圧のあまりの強さに、初撃で交わった竹の刃が木端微塵に砕け散った瞬間を。
師範代の「竹刀弁償して」の一言を言う勇気と、美由紀の自身の腕前に対する自信も同時に砕け散ったとか。

なお、この光景を見たなのはがレイジングハートに「レイハを剣にするとか出来ないかな?」などと言い出し、そんな使い方をされては堪らないと焦ったレイハが折衷(せっちゅう)案を出したとか。






〜ネタが切れたから取り敢えずバトるよ!の巻、その3〜

その日、アリサ・バニングスは人生で初めて「事実は小説より奇なり」と言う言葉の本当の意味を理解した。


切っ掛けはアリサが散歩中にヤの付く人種に難癖付けられたことだった。
そいつはアリサがバニングス家の令嬢であることを知ってたらしく、適当に脅して持っている金を奪おうという如何にも浅はかな事を考えていたようだ。が、そんな
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