進行〜
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違うらしいが・・・ま、ユイと同じだ。心がありゃ人間と同じだ。・・・そして俺は自分の考えを告げる。
「多分、今までの敵は椿の能力を利用したローブの男の仕業だろう。愛依、椿が持ってる記憶は?」
「え?・・・壊した世界のは捨ててるから・・・今はシィ、剛鬼さん、リョウコウさんの記憶だけかな」
「オッケー、辻褄が合った。ソードアート・オンラインで襲ってきた三人も今のラフコフも全部そうか・・・」
「でも、何で椿の力を・・・」
・・・隠してもしょうがない・・・か。
『オイラが話しましょうか・・・?』
「いや、いい。・・・愛依、気を確かに聞けよ」
「え・・・」
「椿は・・・敵の手先になってる」
「・・・!」
「俺達にも襲い掛かってきた。お前は気絶してたから見てないかもしれないが・・・」
「そんな椿が・・・アタシを逃がそうとして・・・捕まったんだ・・・」
「・・・戦えるか?無理なら・・・」
「戦わない」
「・・・だよな。分かった、お前は後ろに・・・」
「ううん・・・戦わないで助ける。アタシも一度“声”に負けたけど・・・咲はアタシを正気に戻してくれた。だからアタシも椿を元に戻して見せる!」
「愛依・・・」
「椿は大事な親友なんだ・・・椿がいてくれてアタシは何度も救われた。アタシも・・・椿を救いたい」
「・・・ごめん、どうやら俺はお前を甘く見ていたようだ。分かった、その時は協力する」
息を吐いて空を見上げる。そこには今の状況に似合わないほどの青空が広がっていた・・・・・・
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