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舞台神聖祝典劇パルジファル
第三幕その一
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の彼を見てだ。グルネマンツはまずは考える目になってからだ。そのうえで彼に声をかけるのだった。
「ようこそ」
 その彼への言葉だった。
「道にお迷いなら教えてられるが」
 だが彼は首を穏やかに横に振るだけであった。
「違うというのか」
 それには首を縦に振る彼だった。
「そうか。それではだ」
 彼に対してさらに言うのであった。
「わしに御挨拶は控えられるのか」
 その問いにも首を縦に振るのだった。

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