第4話 『救出』
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命的なダメージを与えることができた。
ヴァリスをパーストモードにし敵部隊をロックオンする。 ヴァリスから放たれた光は敵部隊の一部を飲み込み包囲網が崩れる。
その隙を見逃さず尽かさず包囲されている部隊にオープンチャンネルで呼びかけを行う。
「貴官らの退却を援護する」
「男!? なぜ,男がISに!!」
IS?
いったい何のことだ。
彼女たちが装着しているパワードスーツのようなもののことか。
それよりも考えるのは後だ。
「今は,それよりも離脱することをお勧めする」
「・・・・・・誰だかは知らないが援護感謝する。しかし,貴官だけでは・・・・」
「心配無用だ。いいから退却をこれ以上は持たないだろう」
「・・・了解した。残存部隊に継ぐこれより撤退するチャンスは一度きりだ続け!」
エスペランサを加速させ再び包囲をしようとする敵部隊にスーパーヴァリスを撃ちこみ,MVSを使い敵の機体を切り裂いていく。後方には先ほどオープンチャンネルで話をした機体ともう1機の機体が続き残存していた他の機体や戦闘機が続いた。
彼らは生き残ることをあきらめていない。
「敵包囲網を抜けるぞ。敵母艦は任せろ」
「!? 正気か! あの敵母艦の周りには強力なシールドが展開している。突破するのは不可能だ!!」
「だが,あれを落とさなければこの戦いは終わらない」
「・・・・・わかったわ。私も手伝うわ」
口調が変わったこちらが素なのだろう。
「シールドを突破するのは不可能なんじゃないのか?」
「あなたなら大丈夫な気がしたからよ。それに,あなたには命を救ってもらった借りがあるかもの」
「どうしてもついてくる気か?」
「もちろん」
「諦めた方がいいぜ。ナタルがこう言い出したら梃子でも無理だからよ」
もう1機の機体から通信が来る。
どうやら彼女もついてくるようだ。
「わかった。こちらが前衛を務める。援護を任せる」
「ええ,わかったわ」
「まかせな!」
初めて会った2人だがこの人たちは信じられると思った。
彼女たちの目はしっかりとした意志が感じられる。背中を預けて進むことができる。
◆
20??年 4月 ??日。 〇〇新聞。
日本海に現れた正体不明のISの大群は,突如現れた『白騎士』とアメリカ軍所属のISにより撃退に成功する。この事件の犯人はいまだ判明しておらず真相は不明のままだ。この事件をきっかけに日本政府は,軍備の増強を行うことを決定した。
この戦闘で散っていった勇敢な自衛官達を我々は決して忘れてはならない。
今回現れた白騎士は3年前に現れた白騎士と関係
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