第二幕その九
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だというのだ。
「私が焦がれ死にたいまでに憧れたあの主、愚かにも嘲ったあの主」
「あの方は全てを知っておられた」
「あの主の下に。これからは」
「まだだ」
しかしここでまたこのことを告げるパルジファルだった。
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