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舞台神聖祝典劇パルジファル
第一幕その二
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だろうか」
 沈んだ表情での言葉だった。
「我等は」
「その様なことは仰らず考えられないことです」
 だがここでグルネマンツは王に厳しい言葉を進言するのだった。
「心が沈んではです」
「そうか。そうだったな」
「そのバルザムにしろです」 
 そして彼は話をそのバルザムに移したのだった。王の気持ちを暗いものから逸らす為である。

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