第122話 勝利を掴む鍵は『理念』
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ぉぉぉぉっ!!!」
俺はギリギリまでカルロを追い詰めさせ、後5m程のところで、
ショ「水圧壁!!」
その名のとおり、水圧の壁で防御した。
カ「なっ!?」
ショ「何度も言っただろ。勝負は『強さ』だけじゃ勝てねぇって。強い『理念』を持つ者が勝つってなっ!!水圧壁からの・・・」
俺は残り少ない魔力を全て水圧壁へ移す。
ショ「水圧弾!!!」
カ「ぐぉあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
水圧の力によって、カルロは部屋の反対の壁まで吹っ飛ぶ。コンクリートの壁は半壊状態。
カ「お、俺が・・・『理念』に・・・負けた、だと・・・?」
そう呟くと、床にドサッと倒れ気を失った。
ショ「ふぅ・・・」
俺は力尽き、その場に倒れそうになったところを解放されたエルザに抱き止められた。
ショ「エ、エル、ザ・・・?」
エ「お前はすごい奴だ・・・本当に・・・」
エルザが抱き締める力を強くする。
ショ「エ、エルザ、には・・・敵わ、ねぇよ・・・」
俺は安心したせいか、エルザの腕の中で気を失った。
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