暁 〜小説投稿サイト〜
ドラクエX主人公に転生したのでモテモテ☆イケメンライフを満喫できるかと思ったら女でした。中の人?女ですが、なにか?
二部:絶世傾世イケメン美女青年期
五十八話:修道院へ
[1/3]
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
修道院に案内してくれるシスターのみなさんについて、移動しようとしましたが。
落下の恐怖と狭いタルに閉じ込められての漂流で消耗し、すっかり足腰が立たなくなって、マリアさんが砂浜に座り込んでしまいます。
先程のことが無ければ、これをきっかけとして芽生える恋もあるかもしれないので。
ヘンリーに、任せたいところですけれども。
役得とか言って、セクハラに及んでしまうようなヤツだと判明してしまったのでね!
中身はいい歳でも体は十代なんだから、仕方ない部分があるとは言ってもね!
そんな狼の前に、か弱く可憐な子羊を差し出すわけにはいかないんですよ!!
と、いうようなことを一瞬で考え終えて、ヘンリーがなんか言う前に、さっさとマリアさんを抱き上げます。
当然、お姫様抱っこで!
マリアさんがまた恥じらうように頬を赤らめますが、歩けないのはどうしようもない事実なので。
「すみません……ありがとうございます」
とか言いながら、少しでも私が動きやすいように、首に腕を回して掴まってくれます。
うむ、役得!
私もそれなりに消耗してるとは言え、ステータスの高さゆえに大して負担にはならないし!
女同士だから当然セクハラとか無いしね、なんというwin-win!
なんかヘンリーが、代わろうと言い出そうかやめようかみたいな感じでこっちに向けてる視線を感じますが、黙殺です。
ヘンリーも無さそうだがマリアさんを見ても完全に脈が無いので、もういい、渡さん。
手を出す前に好意が芽生えるようならば、それは考えるけれどもね!
と、考えているうちに修道院に到着し、部屋に通され。
客に使わせる部屋がいくつもあるわけじゃないので、ヘンリーも一緒の部屋ですが。
まあ、昨日まで普通に隣に寝てたわけだし、タルのような狭い閉鎖空間では無いし、人の目もあるし。
別に大丈夫だろうというか、大丈夫じゃなかったら返り討ち!
と決意を固め、マリアさんにキレイキレイした上でベッドに休ませます。
カッコつけたいときには不適切な名称なので、無詠唱で。
ふざけたいときとか気分を盛り上げたいときには、最適なんですけどね!
いいと思う!この名前!
ゲームでは荷物を持ってたからとか言って、着替える……というか、着替えさせられてるところですが。
子供時代の服が今さら着られるわけも無いし、このままでいるしかないか。
この露出の多い上にみすぼらしい奴隷の服で町に出るというのも躊躇われるものがあるので、できたらあとで、羽織れそうな布くらいは分けてもらうとして。
と、思っていると、シスターの一人が着替えの服と、体を拭くお湯を持ってきてくれました。
服は心の底からありがたいとは言
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ