第二部 文化祭
第28.5話 かしましガールズトーク
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本名ってなーんだ?」
「……桐ヶ谷和人くん。でも、今更?桐ヶ谷?なんて呼びたくないわよ。なんか親しみない感じするし」
「桐ヶ谷って言わなきゃいいじゃない」
「えっ……」
アスナは瞬時にその頬を赤く染めた。
「?かずと?って呼んでみりゃいいのよ」
アスナは数秒経ってから、こくりと頷いた。
──後に、この作戦は大成功に終わる。
「じ、じゃああたしは、?キリトお兄ちゃん?って呼んでみます!」
「お、お兄ちゃん!?」
リーファが素っ頓狂な声を上げる。
「はい! キリトさんはこれから、キリトお兄ちゃんです!」
シリカの言葉に、リーファは「なんだかなぁ」とボソボソ呟いた。
──と、店のベルが鳴った。
「あっ、お客様がいらっしゃったみたい。ちょっと行ってくるわね」
その客の姿を見て、アスナ達は驚愕した。
「キッ……キリト君!?」
「やあ、アスナ。あっ、シリカも……リーファも来てたのか」
キリトがシリカ達にひらひらと手を振る。
「──で」
キリトは首を傾げると、問うてきた。
「みんなで集まって……なんの話をしてたんだ?」
「えっ……な、なんでもないよ!?」
「そうか……文化祭のことだったら、俺も呼んでくれよな」
「う、うん!」
こうして、第一回?アルヴヘイム美少女女子会inリズベット武具店?は幕を閉じた。
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