第121話 トーヤの決意と怒り
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かってきます。僕も必死にかわしますが、頬や腕など、所々掠り傷や切り傷を負います。
ミ「音竜の・・・咆哮ッ!!」
ト「!!ぐわぁぁぁっ!!!」
僕は目の前で音竜の息を食らっちゃいました。その攻撃から、僕は次々に殴られたり蹴られたり、ミーシャさんは手を一切止めずに僕に攻撃を続けます。
ミ「音竜の・・・鉤爪ッ!!翼撃ッ!!砕牙ッ!!」
ト「がはっ!!ぐはぁっ!!うぁぁぁぁぁ!!!」
僕はなすすべも無く、ただ殴られ蹴られ続けられています。僕はその場に倒れてしまいました。
ウェ「トーヤさん!!!」
シャ「トーヤ!!しっかりしなさい!!!」
上空からウェンディさんとシャルルさんの声が聞こえました。でも、立ち上がる事すら出来ない状態です。体が・・・動かない、です・・・
ミ「アハハ♪私の勝ちだね♪それじゃ、あなたの命と、天空の巫女は、私が頂くよ♪」
ト「・・・くそっ・・・・・!!」
大粒の涙が僕の頬を伝い流れ落ちました。負けたのが悔しいんじゃない・・・ウェンディさんを守れなかった事と、自分が情けない事に涙がどんどんあふれてきます。
ミ「音竜の・・・」
ミーシャさんが咆哮を放とうとしたその時、
鬼「おぉぉぉぉらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
死「ギリィィィィィィィィィィィィィィィッ!!!」
鬼と死神がミーシャさんの背後から金棒と鎌で攻撃しようとした・・・が、ミーシャさんは咆哮を僕に撃たずに、くるりと回れ右をすると、背後にいた鬼と死神に向かって・・・
ミ「咆哮ッ!!」
ウェ&ト&シャ「!!!」
鬼「ぐぉぉああああぁああああぁぁああああっ!!!」
死「ギイイイィィイイイイィイイイイッ!!!」
咆哮を撃った。鬼と死神は咆哮を真正面から食らってしまいました。鬼と死神は床に倒れ完全に気を失っていました。僕はその姿を目にしたとたん・・・
ト「・・ぅぁ・・・ぁ・・ぁぁ・・・・・うあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!!!」
シャ「!!?」
ウェ「ト、トーヤさん・・・?」
ミ「な、何この叫び!?」
ト「うああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!!!」
僕は狂ったようにしばらく叫び続けました。叫び終わった後の僕の瞳には、きっと光が射していなかったと思います。その代わり、闇が射していたと思います。僕は気を失って床に倒れている鬼と死神を妖霊界に強制帰国させました。僕はそのままおぼつかない足取りでゆっ
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