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ヴァルハラ
キノコ

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皆さん、こんにちは。御伽勇真(おとぎゆうま)です、俺は今シロンと森の中を歩いている
「あぁ〜、腹減った〜」
と、俺が言った、ちなみに朝から何も食べていない
「そうですね、もう暗くなってきましたし、今日は野宿するとして、食材でも探しましょう」
と、シロンが言った
「ああ、そうしようぜ」
そして、俺達は食材を探しに行った



さて、何を探そうか、川もあるから魚?それとも木の実?なんて考えながら歩いていると、ある木に何かがくっついているのをみつけた
これは・・・キノコだな、うまそうだけど、毒とかないのかな?まあ、シロンに聞けばわかるだろ
俺はキノコと魚を4匹ほど捕まえて、シロンとの集合場所に向かった



俺はシロンと合流すると、お互いに採ってきた物を見せ合った
「私は木の実などを採ってきました、マスターは魚とキノコですか?」
と、シロンが聞いてきた
「ああ」
と、俺は答えた
「では、早速(さっそく)調理しましょう、って、魚を焼くだけですけど」
そして、シロンは魔法で火をだし、魚を焼き始めた
魚から香ばしい匂いがして、ギュルル〜と腹がなった、ああ、ようやく食べられる
「マスター、このキノコも焼きますか?」
と、シロンが聞いてきた
「ああ、頼む」
俺が答えると、シロンはキノコも焼き始めた
「できました、マスター」
シロンが焼き魚やキノコを渡してきた
「ああ、ありがとう」
俺はお礼を言ってから、受け取った焼き魚にかぶりついた、うん、うまい、さて、キノコの味は・・・
俺はキノコを口に入れた、うん、これもうまい、あっ、そう云えばこのキノコのことをシロンに聞くの忘れてた、なんて考えていると

 ドクンッ

俺の心臓が大きく脈打った
うっ!く、苦しい・・・ッ!
苦しむ俺にシロンは驚き、言った
「マ、マスター!?大丈夫ですか!?」
そして俺の心臓がもう一度、ドクンッ、と大きく脈打った



・・・ん?あれ?何だか落ち着いてきたな、いったい今のは何だったんだ?
「マ、マスター・・・?」
シロンが俺を呼んだので、そちらを見て言った
「ああ、心配かけて悪かっ・・・た・・・」
俺は言葉を失った
シ、シロンがデカくなってる!?いや、シロンだけじゃなく周りの物全てがデカくなってる!!
「あの、マスター・・・ですよね?」
「は?当たり前だろ・・・」
そこで俺は自分の姿を見た、ちっちゃな手、ちっちゃな足・・・え?
なんじゃこりゃぁぁあああああ!?
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