第71話 勇者王が戦い少年少女は青春のようです
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クエンスが発動。
腰が反転、足先が上を向く。そして前足から手が現れ、獅子の顔が胸部分へ移動、そこから人型の顔が現れる!
「"ジェネシック・ガイガァァァァァ"!!ジェネシック・クロウ!どぉりゃああぁぁあああああああ!!」
ガッキィィィィィィィィィン!!
「馬鹿な!ジェネシック・クロウが弾かれただと!?」
前爪部分を展開、概念反転の魔法障壁へ殴りかかるが、当然『攻撃』が反転、クロウが弾き返される。
と言うかもみじ。台本にないのにいい感じの叫びをしてくれる。後で何か買ってやろう。
「ならばッ!ジェネシックゥ!オォォォーーーーラァ!!」
ドウゥン!
「ジェネシックオーラでもダメか……!ならば博士ぇっ!!」
ガイガーの口からエネルギー波が放たれ、再度反転されてしまう。しかし、ここまでは展開としては台本通り。
「し、しかし……ファイナルの成功率は限りなくゼロに近いんじゃ、じゃがのう?」
「(まだまだ恥ずかしがってるなぁ・・・。)」
「成功率なんてのは単なる目安だ!!あとは勇気で補えばいい!!」
恥ずかしがったアリカ博士の言葉に、もみじ指令は勇気溢れる言葉で答える。
そう、ここで欲しいのは愛・勇気・希望なのだ!!
「博士、忘れたか!?最後に勝利する者は……勇気ある者だ!!」
「良く言った、愁磨ぁ!ファイナルフュージョン、承認!!」
「了解!ファイナルフュージョン!!プログラム……ドラァァァイブ!!
バキャッ!
シュウ、いきなさい!!」
ファイナル承認ボタンを保護していた哀れなプラスチック板は、ノワールの拳で叩き割れる。
そして現れた先程の5体の機体。現れたと同時に、流れていた曲がサビに入る。
フハハハハハ!計画通り!パーペキだ!!
「よっしゃぁ!!ファイナル・フュゥゥッーーーーージョン!!!」
ガイガーの腰が回転し緑色の煙の様な物が噴射され、それは竜巻の様になりガイガーを保護する。
そして、それを突き抜けガイガーの周りを飛ぶジェネシック・マシン。
ガイガーが変形し、スパイラル・ストレイトガオーがそれぞれ左右の足に合体する。
次に肩から腕が背中へと回り、ブロウクン・プロテクトガオ−が腕となる。
更ににガジェットガオーがその両肩を足で掴み、翼の下についていたブースターが外れ、先程の腕の先に付き、
中から手が迫り出してくる。そしてガイガーの黄金の鬣の周りに赤い鬣が追加され、ガジェットガオーより
兜が射出・装着され、頭にも炎の様な鬣が燃え盛る!!
「ガオ!!ガイ!!!ガァァァアアアア!!!」
『それは、究極の破壊神!それは、勇気の究極なる姿!我々が辿り着いた大いなる
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