第70話 少年と少女は本気のようです
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であり極大魔法の一つだ。
特性として、創造主達が使う魔法と、同じ極大魔法以外を無効化する。そして威力が一定と言う事だ。
故に、ネギ坊主は同じく絶対魔法を使うしかない。普通の頭ではそうなるのダ。
「来れ、偽天を滅ぼす翼を纏う巨人!果てる永劫、天照る御神!!」
「来れ、巨神を滅ぼす燃え立つ雷霆!聳える黄塵、吼える雷神!!」
ダガ、これは極大魔法などではない。13属性ある内の最上にして最下の属性を持つ魔法。
全てを飲み込み、全てと相容れなイ。使用者に超常の力をもたらし、そして使用者を殺す。
「『雷神召喚』!!!」
GuOoooooooooooooooOoooooooooOooOOooOooooooo!!!
ネギ坊主の後ろに、雷を周囲に迸らせ最速の神が顕現する。
シカシ妙だネ?ネギ坊主では使えない筈なんだが。この魔法を使うにハ、ネギ坊主が内蔵している
魔力の5倍程は必要なはずダ。・・・まぁ良イか。今終わる私達には関係ない。
「我に宿れ、万物を宿す魔の化身!『魔人招来』!!!」
「召喚じゃない……!?」
驚くネギ坊主をしり目に、私に再び黒い魔力が纏って行ク。私が創った、私専用の魔法。
魔人殿が自身の力の一部を宿させる人形専用のコアを創ったまでは良かったガ・・・完成形である
私でも使えなイ代物だったのに気づいたのは、使用段階になってからだっタ。
故に創ったのダ、この魔法を。尤も、始めたのハこちらに来てからだがネ。
ドシュゥ!
「あぁ………何だ、この馬鹿げた力ハ………フフフ、フハハハハハハハハハハハハハハハ!!」
「ま、まるでゲームのラスボスみたいですね!!」
その比喩は・・・まぁ的を得ている。
なんせ私は三段階目の変身後な上、こんな姿でこんなセリフ吐いているんだからネ。
「さて、時間制限付きだからネ。とっとと終わらせて貰うヨ。」
キィィィン―――
「―――!!」
僕が気付いたのは、超さんが真横で指先にエネルギーを溜め始めたその時だった。
力の限り横飛びしつつ、無詠唱で出来損ないの『迸る雷霆の腕』を盾代わりに呼び出す。
槍を交差させた瞬間、拳大だった光は僕を飲み込む。
「うわぁぁああああああ!!」
「只吹っ飛ぶとハ……余裕がある、ネ!!」
ズドォン!!
「くっ!『銀龍』!!」
今度は闇を纏った拳を、銀龍で迎撃する。けれど一瞬で砕かれ、僕に正拳がまともに当たる。
僕は二重に吹き飛び、グレンラガンにぶつかった所で漸く止まる。だけど、ここで止まる訳にはいかない。
「さ、『|魔法の射手《
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