暁 〜小説投稿サイト〜
少年は魔人になるようです
第69話 少女は闇を解き放つようです
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ぁああああああああああああああああああああああああ!!!」


投げた!!

これこそ最高の捨て身攻撃、『ラガンインパクト』。突破力も申し分無く、更に上手く行けば能力も使える。


『最後は捨て身カ。まぁ、手っ取り早くて良いがネ。』


悪魔の様な手が高々と掲げられ、そこへ黒炎が渦を巻いて集められていく。

その姿は、まるでギガドリルブレイクでも撃つかのような―――


『必殺。『貫けり天壌焦す大螺旋(グロゥブ・ギァルドラルブランケ・シュヴァルツフランメ)』!!』
ドッガァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!
「ぐぅぅぅぅううう!?」
ギャリギャリギャリギャリギャリギャリギャリギャリギャリ!!


まるで、じゃない。さっきまで戦っていた機体達程もあるギガドリルが黒炎で形成され、ラガンのギガドリルと

ぶつかり合う。この尋常じゃない威力・・・!!でも、全てをこっちに回してる今なら!!


「のどかさん、夕映さん、楓さん、ハルナさん!上方から全力斉射!!」

「りょ、了解しましたです!!」

「螺旋の中心は空洞と言うのが相場は決まってるけどさ!!」


四機のフルバーストがギガドリルの上方、通常なら機体があるその場所へ叩き込まれる。

だけど、そんな隙がある筈も無い。見るまでも無く、機体はこの炎の螺旋の中だ。


「ネギ坊主!!風穴開けたでござるよ!!」

「古菲さん、朝倉さん、千雨さん!風穴を広げてください!!」

「まっかせるネ!!『ゴォォッド・フィンガアアアアアアアアアアア』!!」

「このあたしが引き立て役たぁな!!」

「んなこと言ってる場合じゃないでしょう、っがぁ!!」


古菲さんが光る手で風穴を掴み広げ、千雨さんと朝倉さんが広げた穴を押し留める。これで!!


「まき絵さん!!」

「自爆とっこぉ!アサルトアーマーぁぁぁぁぁあああ!!」
ドッゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!
「皆さん、右方の穴へ向けて全力射撃!!明日菜さん!!」

「あいよ!」


風穴から内部へ突撃したまき絵さんの防御膜を消し飛ばして撃つ爆発で、ギガドリルに綻びが出来る。

そこへ攻撃できる全員の射撃を叩き込んだその瞬間、再びグレンラガンに合体し、必殺の体勢に入る。


「今度こそ、これで!!ひっさあああああああああああっつぅ!!」
ゾッ  ザザザザザゥッ!!
『く……!?ムスペルヘイムの全力の炎をこうも簡単に……!!』

「終わりです!!ギガァ!ドリルゥゥゥウウ!!」

「「ブレェェェェェエエエエイイイィィイイィィィイイイイイクゥゥゥ
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