第68話 最終決戦が始まるようです
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今度はこちらから行くよ!』
ゴゴゥン―――
「他に、他に武器は……!?」
コンソールを操作しながら、意外と速く動く基地の下を維持する。そこで、武器と言うにはアレな兵装を見つける。
ロボットの防御に使われてる変なエネルギーを攻撃に転用する、自爆みたいな武器。
「(同じくらいの大きさの機体なら一撃で倒せるけれど、こんな大きな物を・・・。ううん、でもやるしかない!)
アサルトアーマー、起動!!」
『ちょこまかちょこまか……!やる気が無いのなら潰されてくれないかな?』
「そんな訳ないでしょうが!!行くわよぉ!!」
私は基地が動く反対側にスラスターを吹かせる。そして、基地の下を抜けた所でジャンプ。
当然、待ってましたとばかりにミサイルポッドが鬱憤と一緒に雨霰と降って来る。
自分の機体にも当たって爆発しているにも関わらず、さっきと比べものにならないくらいのミサイルが降り続ける。
当たりそうな物を全て切り、基地の中央に着地する。
『そこなら当たらないとでも思っていないだろうね?残念だけど、捕まったのは君だよ。』
ガキン ガキン ガキン ガキン
「そうね。捕まったのはあたしだよ。でもね……!!」
着地した瞬間、あたしのロボットがアームで拘束される。だけど、こっちの準備も出来てんのよ!
「アサルトアーマー発動ぉぉぉ!!」
ズドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!
『な、に……!?』
わたしの機体を中心に緑色の爆発が起きて、基地を抉り取る。
動けるようになってからすぐに、基地から飛び降りてとにかく離れる。
『…………やれやれ、まさか君に負けるとはね。頑張りたまえ。』
「言われなくてもそうするわよ!」
来た時のブースターが無いから、スラスターだけで移動して基地を離れて行く。
少しすると、背後で途轍もない音がする。
ったく、人の事をなんだと思って・・・・って、なんだか熱・・・!?
「ちょ、ちょっとおおおおおおおおおおおおおおお!?マジで!?まだ来る訳ぇ!!」
なるべく急いでるからもうかなり離れてんのよ!?燃える燃えるううううううううううう!!
「覚えてなさいよ、たつみーぃぃぃぃいいい!!」
Side out
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
『些か以上に屈辱じゃな。よもや私を3人で倒せようと思われるとは。』
ズドゥ! ズドゥ!
「ぐっ、やあ!!ちょっとネギ、まだ溜まらない訳ぇ!?」
「もう少し、もう少しまってください!」
「な、なるべく急いでくださいー。」
まき絵さんが
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