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少年は魔人になるようです
第67話 少年は漢の魂を背負い戦うようです
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まき絵ちゃんの静止を無視して、ネギはドックの方へ歩いて行ってしまう。

どうしたんだろうあいつ・・・急に様子がおかしくなったわよね。

また一人で思いつめてんじゃないでしょうね。だったら―――――

Side out


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subSide 愁磨

ズドオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!
『システム起動 73%。機体操作可能マデ後8分35秒。』
ガドン!ドォン!!ボゴァァァァァァァァァァアア!!
「………130から215まで機能限定停止。強制起動開始。」
ボォエェェオォァアァァアアァァァァァァァァアアアアア!!
『システムNo.GRN-G-132カラNo.GRN-L-119マデヲバックグラウンド設定・待機。

付随スルシステムヲ4階層以下ヨリ停止。

システム権限ニヨリ最重要事項ト認定。マスター、映像ノ音声ヲ停止シマスカ?』
ブッゴォオオオオオオオオオ!!ガガガガガガガガガガガガガ!!
「………ああ、頼む。」
チュドオオオオオオオオオプツン―――――
『作業再開。システム起動 93%。』


外の状況を見つつ機体の起動をしていると、タイミング的に間に合わないので、

武装の半数以上を後回しにし起動を急がせる。

・・・誰だ、こんな面倒なの創ったの。・・・いや俺か。


『システム起動 100%。機体起動試行 3・2・1………システム、オールグリーン。

本起動ニ入リマス。Gストーン発動、全機体レーンヘ移動シマス。

起動プログラム終了。マスター、ゴ武運ヲ。』

「ああ、ありがとうアーク。行ってくる。」


作業ブースを出て、射出レーンの最後尾についているライオン型の機体"ギャレオン"へ乗り込む。

後は・・・良いところが来るまで待つだけだ。

Side out
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Side ネギ


「起動準備完了。いつでも行けるわよ、ネギ。」

「………分かりました。行きましょう、明日菜さん。

これで、全てを終わりにします……!!」

「よぉーっし!ギッタギタのメッチャメチャにしてやるよ!」


漸く僕と明日菜さんが乗る機体の調整が終わり、出撃出来るようになった。

・・・と言っても既に四天王の3/4が倒れ、魔法先生の半数が戦線復帰不能。

学園長先生は信長と戦っていて手が出せない。

つまり―――――


「現状、愁磨さん達と戦える戦力は僕達と魔法先生数人。

……生徒・一般の皆さんをアテにする訳にもいきませんので。」

「そうね。あんなのと戦ったら脱げるだけじゃ済まないだろ
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