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少年は魔人になるようです
第66話 大乱闘が始まるようです
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仕組みになっている。


ベネ(良し)グラッツェ(ありがとう)。」

「おっさんカ、あなたは。」

「失敬なことを言うな、君は。俺はまだこんなに若いのに。年齢だけで行けば曾曾おじいちゃん位だけど。」

「なら枯れていてクレないカ……。」


アホな事を言いつつも、超は手を休めていない。

俺が『答えを出す者』で答えを得るよりも早く答えを出し、戦場へ采配を送る・・が、


「貰ったぜぇぇぇええええ!!」
ドグォォォォオオオオオオォォオオォォォオォオォン!!!

「あぁ〜、全滅してしまったネ。てりゃ。」


ここで第二陣も破れた。

それにより、全六陣中最多の第三陣――隊長機以外の全機種が投入され、全部隊の35%の兵が一気に出た。


「ふっふっふ。防衛軍と言えどモ、この大軍相手には少々骨が折れるだろうヨ。」

「いいや、それはどうかな?」

「む、アレは、まさカ……!?」

「思ったよりも大分早い。が、想定内ではある。

刹那、木乃香、しずな、もみじは隊長機で戦闘準備。出番だ、四天王が来たぞ。」

『アイアイサー!まっかせて!』   『り、了解しました。』

『はぁ〜い、任せてぇな!』  『あらあら、随分早いですね。』


全員が搭乗する間に、堰を切った濁流の様に機械兵の隊列を縦に切り裂いて行く四つの影。

彼らこそ、四拳王に各々付き従う四天王。全員が達人であり、一人で一個大隊を相手取る猛者。

とは言え一機で四人を相手に、十二分に勝てる筈だが・・・・・。


「(刹那の様子がおかしいんだよなぁ・・・。いや、理由は分かっちゃいるんだが。)

刀子、アリア。機体が破壊された場合は頼んだ。」

「……はい、お任せください。」

『・・・・・・うん、分かった。』

「ヤレヤレ、過保護と言うか何と言ったものカ。

そんなまどろっこしい事をせずとも、言う事なら簡単に聞かせられるだろウ?」

「生憎と、人形を愛でる趣味は無いんでな。ネカネ、後はよろしくやってくれ。」

「分かりました。……気を付けて、くださいね?」

「ああ、お前らも気をつけてな。」


二人の頭を撫でてやり、第五陣の最終調整へと向かう。

ああ、そうとも。本番はこれからだ。祭りは、これからだ。

Side out



―――――――――――――――――――――――――――――――――――
subSide 刹那

愁磨さんの指示に従い、四天王の一隊が突き進んで行った場所へと巨大な機体―――

"従王聖剣『ギャラハッド』"を操り、向かう。

そう、私に与えられた機体は、王に従う剣の王・・・。


「(私は、どうしたら
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