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流星のロックマン STARDUST BEGINS
星屑の覚醒
8 弾ける殺意
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と治んねぇって」
「ああ、そういや沢城は行方くらましたんだってよ。病院抜け出して、今頃、海で魚の餌にでもなってたりしてな!」
「はっはっはは!!そりゃいいや!!自業自得だっての!!俺らを貶めようなんてさ!!」
「じゃあ高垣が残り4日で死ぬのに3000ゼニー!」
「じゃあ俺は5日!!8000ゼニー!!!」

自分たちが神にでもなったくらいにのぼせ上がっていた。
自分たちの行いが間違っているのを指摘され、当然の罰を受けただけで、自分たちに逆らう者は殺す。
だが自分たちが臆病であることには気づいていなかった。
40人近いこの集団で行動を起こしたからこそ、うまく行ったのだ。
もし1人や2人だったら、ビクビクして何も出来ない。
群れなければ、何も出来ず、ただグレることがステータスだと勘違いしているゴミクズに他ならなかった。
ミヤや彩斗の生きている時間を適当に想像し、賭け事を始める。
だが自分たちの生きていられる時間を勘定に入れることは出来なかった。

「!?何だ!!」
「おい!!誰だよ!!!電気落したの!!!?」

ブチッという音とともに、廃工場内は一斉に真っ暗になった。
証明が全てダウンした。
そしてすぐに出入りに使っていた大きな鉄の扉が閉じていく音がした。

「!?おい!!!誰だよ!!」

相当な重量のある扉は数人がかりでようやく開閉できる物だ。
よって数人の招かれざる客が侵入していることは瞬時に理解出来る。
数人は既にポケットに入っていた携帯端末の画面から発せられる僅かな光を頼りにこの異常な原因を探りに掛かった。

「ちょっとブレーカー見ていくるわ」
「おう。じゃあ、ついでに入り口も見てきて」

青いシャツを着た不良はブレーカーへとゆっくりと歩き出す。
それは数年前まで従業員のデスクワークの場であった事務室のパネルの中だ。
前にふざけていじったことがあった。
だがそこに辿り着く前に足が止まった。

「!?グァァァァァァ!!!!!!」
「!?おい!!誰だ!!!」

目の前で悲鳴が響いた。
その場にいた不良は確かに感じた。
誰かが自分の目の前を猛スピードで通り過ぎた。
そして体に熱い飛沫が掛かった。

「何だよ...これ」

自分の体を汚した液体に触れる。
だがその正体を知る前に目の前にいた青いシャツの不良が倒れた。

「!?何やってんだよ!!さっさとブレーカー.......うわぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

うつ伏せの状態から起こすと、死んでいた。
ケータイの明かりで照らすと首のあたりから未だに真っ赤なものが噴き出している。
「血」だ。
それこそが自分の体に掛かった飛沫の正体だと理解した。
鉄の匂いが若干する体においては重要極まりない液体だ。

「死んで
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