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転生とらぶる
魔法先生ネギま!
0379話
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来るって話の」

 ……エヴァ、お前はどこのナマハゲだ……
 ふと脳裏に大魔王VSナマハゲの光景が浮かんだが、この場合勝つのはナマハゲなんだよな。

「まぁ、そんな所だ」
「ぶはははははっ! それは幾ら何でも盛りすぎだろう。まぁ、そうだな。坊主は魔族なんだし1回戦くらいは賭けてやるよ。俺の店の名前を宣伝して貰う為にも勝って貰わないといけないしな。っと、今更だが自己紹介をしてなかった。俺はレイジング魔法店のレイジング・キュズ・ラクスティ。ま、レイジングって呼んでくれ」
「そうか、俺は……」

 そこまで言って、本名を名乗るかどうか迷う。俺の顔写真はともかく、名前は公開されていないのだから名乗ってしまっても……あ、いや。どのみち年齢詐称薬と異形化で魔族の振りをするんだから問題は無いのか。もしネギ達がナギ・スプリングフィールド杯に出るんだとしたら俺の名前でこっちの意図を理解してくれる可能性もあるし。

「アクセル。アクセル・アルマーだ。予選にはこの年齢詐称薬を飲んで大人の姿で出るから賭けの対象を間違わないようにな」
「年齢詐称薬を買ったんだから予想はしてたが、坊主のままで出場した方が相手の油断を誘えると思うんだがなぁ」

 ぶつくさと言っているレイジングへと1万ドラクマの入った袋を渡す。

「出場する以上は俺の目標はナギ・スプリングフィールド杯の優勝だ。どうせなら優勝者は子供よりも大人の方がいいだろう?」
「……優勝ねぇ……まぁ、確かに優勝出来るんなら大人の方がいいだろうが……」

 さすがにそれは無理、という目で見てくるレイジングに軽く肩を竦める。

「ま、結果は見てのお楽しみってな」
「そうさせてもらうよ。それより、予選の受付は後数日で締め切られる筈だったと思うから早めに登録しに行けよ」

 そんな声を背中に受けながら、レイジング魔法店を出て行くのだった。
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