魔法先生ネギま!
0379話
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なかった」
俺の言葉に頷き、あやかが口を開く。
「ええ。少なくてもあの映像がMMから出たとなると、フェイトとMMの一部は繋がっていると思って間違い無いでしょう」
「俺達に濡れ衣を着せた相手と司法機関が繋がってる訳か。そうなると、このまま大河内達を探すというのはまず無理だと判断した方がいいだろうな」
「そうですわね。せめてもの救いは大河内さん達には賞金が掛かっていない事ですが……」
その言葉を最後に、部屋の中での話し声は途絶える。
何しろ顔写真付きで賞金が掛けられたのだ。街中で行動するのすら難しく……待て。確かに俺達の顔写真は公開された。だが、それは俺の今の顔が公開されたに過ぎない。そしてどういう理由かは知らないが、公開されたのは顔写真だけであって名前は伏せられたまま。そして俺には異形化という、人間ではない存在に変化するスキルがある。
ただ、俺だけが素顔を誤魔化したとしてもあやか達が……
頭の中でゴチャゴチャとこれからの事を考えていると、目の前に紅茶の入ったカップがおかれる。
「どうぞ。気分転換でもすれば何かいい考えが浮かぶかも知れません」
茶々丸がそう言い、他の皆にも紅茶の入ったカップを配っていく。
その様子を見ながら、ふと、何かに気が付く。
茶々丸、姿を変える。……学園祭?
「っ!? そうか、ここは魔法世界か。なら何とかなる……か?」
「アクセル君、どうしたの?」
「ちょっと待ってくれ。もう少し考えを纏めたい」
美砂の言葉に紅茶を一口飲んで考えを纏める。学園祭でネギと小太郎、そして長谷川が使っていた外見年齢を変える『赤いあめ玉・青いあめ玉年齢詐称薬』というのがあった。あれも魔法の道具、マジックアイテムだとカモは言っていた。そしてここは魔法世界であり、当然マジックアイテムを売る店もあるだろう。そして最大の難関がそのマジックアイテムを買いに行く時だが、そこで俺の異形化を使えば……
俺が異形化を使えばその姿は散々悪魔やら大魔王やら悪者やら大魔王やら怪獣やら大魔王やら言われていた。……大魔王大魔王言われ過ぎじゃないだろうか、俺。
そしてエヴァ曰く、そこらにいる一山幾らの魔族よりも余程魔族らしいと断言もしていた。なら俺は魔族として年齢詐称薬を買いに行けば……
「何とかなる……か?」
「考えが纏まりましたの?」
思わず呟いた声にあやかが反応する。
その言葉に頷き、俺が異形化して年齢詐称薬を買いに行くと話すと、あやかから多少の反対は出たが結局は代案が無いという理由で消極的に賛成するのだった。
そしてそれからはずっと部屋に閉じ籠もって身を隠し、2日後……俺達は自由交易都市キズクモへと到着する。
「じゃあ、ここで待っていてくれ」
「アクセル君
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