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ハイスクールD×D 新訳 更新停止
第2章
戦闘校舎のフェニックス
第42話 私を抱きなさい!
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は凄まじいだったろうな。
「…怖かったよ〜…死ぬかと思ったんだぞこの野郎ッ!!魔法世界について延々と語られたんだぞッ!!なんだよ、魔法世界セラビニアってよぉぉぉッ!!!!そんなの俺は知らねぇぇぇぇぇよッ!!!!!!」
「俺なんて、邪悪な生物ダークリーチャーに出くわしたときの対処法なんて習ったよ…。死海から抽出した塩と夜中にしか咲かない月見花(ムーンライトフラワー)を焼いて、潰して、粉にして作る特殊なアイテムで退けるらしいぞ…。どう考えてもミルたんの正拳突きの方が効果的だと思うんだ…」
なんと言うか、中二病と思われてもおかしくない会話内容だな。
二人の言葉にイッセーは…。
「よかったじゃないか、これからダークリーチャーに出くわしても勝てるぞ」
『ウルセェェェェェェェェェェッ!!!!!!!!!!』
「お前とくれば、俺達が恐怖で震えているって言うのにッ!!」
「朝っぱらから、美少女とイチャイチャしやがってぇぇぇぇぇッ!!!!!!」
火に油を注いだ。
「前者の怒りは分からなくもないが、後者のはただの逆恨みじゃねえか。それに松田、元浜」
『…なんだよ…』
「世の中にはいろんな人が居るんだよ」
俺がそう言うと…。
『ウルセェェェッ!!!!』
「どうやら貴様とも…」
「分かり合う事は無いようだなッ!!」
二人はそう言って、俺にブレーンバスターを決めようとするが、俺はそれを避け、ダブルパワーボムで返り討ちにした。
それでも、喧しく吠えていたので、二人の頭を掴み、アイアンクローで大人しくさせ、それぞれの机に放り投げてやった。


「部長のお悩みねえ」
放課後、俺達は木場と一緒に部室に向かっていると、イッセーが木場に聞いた。
「多分、グレモリー家に関わることじゃないかな」
そんなとこだろうな。
「朱乃さんなら何か知ってるかな」
「ま、女王(クイーン)は王(キング)の補佐でもあるからな、知っているだろ」
て言うか、昨日、副部長も話し合い参加しただろうからな。
(ん?この気配は?)
間違い無いな、グレイフィアさんの物だ…。
「…ここに着てはじめて気付くなんて…この僕が…」
木場も俺もここまで着てようやく気付いたようだな…。
部室まで行くと、部長と副部長、塔城とおそらくグレイフィアさんと思われるメイドが居た。
おまけにかなり張り詰めたた空気になっている。
「全員揃ったわね」
「お嬢様、私がお話ししましょうか?」
部長はそれを手で制した。
「実はね…」
部長の口が開きかけた瞬間、部室に魔方陣が出現した。
紋様はグレモリーの物ではなかった。
しかも、魔方陣から炎が舞い上がっていた。
「…フェニックス…」
木場がそう呟いた。
(…フェニックス家か)
そして、魔方陣から一人の男が現れた。
「ふう〜、人間
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