暁 〜小説投稿サイト〜
プリテンダー千雨
桜通りの吸血鬼編
第五話
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か特に弱かったようで一発当てただけで奴の右腕は吹っ飛んで行き、橋の下の湖に落ちて行った。

「ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

痛みによるものかどうかはわからないが、オボミナスは叫び声を上げて残った左腕を振り回す。だが、ただ単に野獣の本能と怒りのままに振るわれた拳じゃあスピードタイプの私を捉えることは出来ない。さらに、大振りな一撃はオボミナス自身に決定的な隙を生んだ。

「もう一丁!」

それを私は逃さず、今度は左脚のジョイントにジェットライフルを撃ち込む。こちらも右腕と同じくあっさり外れた。そして、片足を失ったオボミナスは巨体を支えきれず、橋の下の湖へと落下していった。

「まだやるか?」

そう言って私は橋の上に残ったオボミナスの左脚を構成していたロボットとクインテッサ星人にジェットライフルを向けた。

「おのれ!覚えておれ!!」

すると、クインテッサは小物っぽい捨て台詞とともにテラートロン最後の一体とともに逃げて行った。



続く


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