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プリテンダー千雨
桜通りの吸血鬼編
第五話
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が攻めて来るのは麻帆良では日常茶飯事だからな?」

は?なんじゃそりゃ。

「ここは関東魔術協会の本部だ。日が暮れたら夜闇に紛れて敵対勢力が攻めて来るのさ。」

・・・そう言う事かよ。じゃあデストロンとかクインテッサじゃなかったのか。

「ええ!?そうだったんですか!!!」

あ、先生も驚いてる。

「だがまあ、もうこんな時間だ。それに場所的に考えてもここで説明をするのは得策では無いだろうな。」

確かにそうだな。

「じゃあ先生。明日、神楽坂を連れて私の部屋に来てくて。」

「分かりました。」

さて、じゃあもう帰るとしますか。そう思った時だった。

「大変です!マスター!!」

橋の上から絡繰が叫んだ。

「どうした、茶々丸。」

「橋の向こう側から巨大な反応が近付いて来ます。」

「巨大な反応?」

マクダウェルと一緒に私と先生は橋の向こう側へと視線を移した。そこあったのは・・・巨大な影だった。見た所、首が二つある龍のように見える。

「バカな!?何故あんな物が!!」

流石のマクダウェルも驚いてるみたいだ。すると、月明かりが影を照らしその姿が明らかになる。確かに、そいつは双頭の龍だった。だが、背中に翼は生えておらずさらに・・・その巨体は鱗では無く白い金属装甲で覆われていた。そして、奴は絡繰と神楽坂の前までたどり着く。

「お前ら何だ?」

「邪魔だそこどけ。」

すると、二本ある首がそれぞれに言葉を放った。

「でも俺腹減ってる。」

「丁度二人居る。」

「だからお前ら食う。」

さらに、奴らは絡繰と神楽坂を捕食しようと口を開いて首を伸ばした。二人はそれをバックステップで回避する。

「まさか、あいつは・・・」

人型をしていないが間違い無い。デストロンかクインテッサだ。

「プリテンダー!!!」

私はロボットモードになると、双頭龍ロボへ向かって突撃した。




《ネギSide》

エヴァンジェリンさんに勝ててこれでお終い・・・かと思ったら今度は首が二本あるドラゴンのロボットが出て来た!しかもアスナさんと茶々丸さんを襲ってる!!早く助けないと・・・

「プリテンダー!!!」

と思っている間に千雨さん(らしい)が何かを叫んだ。すると、千雨さんの姿がどんどん大きくなって、最終的に大きなロボットに・・・って言うかレインさん!?どうなってるの?
ええと、つまり千雨さんが茶々丸さんのロボット仲間で、ロボット仲間がレインさんで・・・ああもう訳が分からないよお!!




《千雨Side》

ドラゴンロボに向かって突撃した私はまず両手で二本ある首を掴んだ。

「はなせ!!」

すると、ドラゴンロボ
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