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プリテンダー千雨
桜通りの吸血鬼編
第三話
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ても素人とは思えない動きですね。そのせいで防戦一方です。

「魔法の射手・連弾・光の11矢!!」

すると、ネギ先生が私の横に回り込んで魔法を放ってきました。軌道分析・・・回避不可ですね。

「すいません、マスター、千雨さん、もし私が動かなくなったら猫達をお願いします・・・」




《千雨Side》

やれやれ、まさかあそこに居た猫の一匹が勝手に着いて来ちまうとはな。でも何でだ?半分とはいえ私が絡繰と同じロボットだからか?動物ってのは人間に分からない事も分かるって言うし。まあ、私の部屋にはパソコンが一杯あるし、毛が入ったらダメだからペットを飼うのは無理だしな。これから返しに行く所だ。
そして、教会の裏まで戻って来た訳だが・・・何で絡繰が神楽坂と戦ってんだ?しかも何だ、神楽坂が纏ってるオーラみたいなのは?

「魔法の射手・連弾・光の11矢!!」

すると、いつの間にか絡繰の横に先生が現れて光の矢みたいなのを絡繰に向けて発射した。あの軌道は・・・不味い!絡繰に直撃する!!

「すいません、マスター、千雨さん、もし私が動かなくなったら猫達をお願いします・・・」

何言ってんだよ絡繰!諦めんじゃねえ!!!

「スーツオン!!!」

私はバトルスーツを纏うと、直ぐに飛び出した。




《ネギSide》

アスナさんが茶々丸さんと戦っている間に横に回り込む事に成功した僕は光の魔法の射手を発射した。このタイミングなら必ず当たると思う・・・けど。

「すいません、マスター、千雨さん、もし私が動かなくなったら猫達をお願いします・・・」

やっぱりダメだ!茶々丸さんはこんないい人…じゃなくてロボットなのに傷つけるなんて出来ないよ!直ぐに僕は魔法の射手の軌道を変えようとする。でも・・・

「うおおおおおおおおお!!!」

その前に手足に装甲をつけて顔をバイザーで覆った女の人が飛び出してきて、その両手から伸ばした光の剣で魔法の射手を全て弾いた。

「大丈夫か!!」

女の人は振り返って茶々丸さんに話しかける。すると、茶々丸さんは驚いた様子で言った。

「どうして、助けてくれたんですか?」

「は?そりゃまあ、お前がいい奴だからだし、それにその“ロボット仲間”だからな。」

それに答える女の人・・・ってロボット仲間!?って事はこの人も茶々丸さんと同じでロボットなの!?

「てめえ!何モンでえ!!」

すると、カモ君が女の人に向かって叫んだ。

「何だあのイタチ、喋ったぞ!?」

それを聞いた女の人は驚いた様子だ。すると、茶々丸さんが女の人に説明する。

「あれはオコジョ妖精と言うモノです。おそらく、ネギ先生に私を襲うよう提案したのは彼でしょう。」

「なる
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