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プリテンダー千雨
桜通りの吸血鬼編
第二話
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をした。どうやら、考えて無かったようである。

「そうだな・・・まあ、自由気ままに旅に出るとするかな。この15年で外がどんな風に変わったか見てみたい所だしな。」

「・・・そうか。だが、一つ言っておく。サイバトロン戦士として無関係な生徒に危害を加えるのは許せる事では無い。」

「ならどうする?ここで私を退治するか?」

「だが、自由を縛られる苦しさも分からない事は無い。それに、昨日あんな派手に事を起こしたんだ。私が何もしなくても、魔法使いが君に警告するハズだ。」

「その根拠は何だ?」

「さっき君が言ったハズだ。ここの魔法使い達は普段は教師や生徒をしていると。教師ならば生徒に危害を加える輩は許さないだろうからね。」

「ああ。確かにそうだな。近いうちにジジイから呼び出しを食らうかもしれん。」

「ジジイ?」

「ここの学園長だ。関東魔術協会の会長もやっている。」

ああ、千雨が言っていたあのぬらりひょんみたいな頭をしている学園長か。私も行事で何回か見たが、確かに地球人かどうか怪しい形の頭をしていたな。千雨と同じクラスに居るお孫さんは普通っぽかったが。
とりあえず、知りたい事は教えてもらったし、忠告もした。ので、私と千雨は帰る事にした。



続く


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