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魔法少女リリカルなのは?ああ、転生者がホイホイ来るあれね
定評に定評があるプロローグ2
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凝視していると騙し絵とかに慣れていない人は混乱しそうだ。
それにさっきから不思議に感じていた“違和感”、“フチ”が無い。
わかりやすい言い方をすれば黒とか茶色とか、そういった“ものにはなくてはならないもの”が無い
通りでこの白い空間の中にあっても見分けが恐ろしくつきにくい訳だ、おまけに“単純な白”だけでできてるから装飾すらわかりにくかった。
流石は神、色々な法則は無視か。
「面白い扉じゃろ?儂が作った訳じゃないんじゃがその扉を作った奴はえらく白好きでの、大抵お前さんみたいな変わりもんが転生する時に使われとるんじゃ、そいつの意思での。」
どうやら俺の好奇心を察したのか扉について話してくれた神、正に“神業”“暇を持て余した神によるなんちゃら”ってとこか。
「まぁ扉についてはもういいや、俺はこの扉を通ったら転生してたみたいなパターンになるのか?」
片扉のドアノブに手を掛けて神の返事を待つ。
「お前さんの感覚としてはそうなるぞい、もっと詳しく言うなら扉を通った後お前さんの魂を精神と古い方の死んだ肉体からひっぺがしてから転生する方の肉体を構築、お前さんが頼んだ特典の使用権を魂に貼り付けて構築した新しい肉体に入れ、アイテムの方の特典を儂自ら造って完成した新しいお前さんと一緒に転生する時に付け加えるんじゃよ。」
「け、結構作業がいるんだな…」
苦笑いしつつ改めて神って苦労してるんだなぁって考える。
「そうなんじゃが最近のものぐさな神や己のミスを隠そうとする神は精神をひっぺがさないでそのまんま肉体のみ造って魂と精神をぶち込んだり特典を先付けにして能力の量をテキトーにしたりといてのぉ…お陰で世界をぶっ壊すわ神を殺そうとするわな転生者も現れて大変じゃよ……。」
そうこう考えているとまた神が愚痴り出した、流石に自分の命が掛かるのは最早胃に穴が空くレベルを軽く通り越すのだろう。
「ま、目にはチョキを歯にはグーを、その転生者に対して有効な特典をくれるんだし出来るだけやるよ、用は転生先にいるゲス転生者を軽く懲らしめる感じでいいんだろ?」
俺のこの話を聞いた途端、急に陰鬱な顔からキリッとした真剣な顔になる神、結構ビビったぞオイ。
「……内容はそうじゃが彼奴らは所謂“チート能力”を他の神から貰っとる、正直体力や魔力で劣り、更には特典で武装と封印しか選んどらんお前さん一人じゃ真っ正面で行った所でここに戻ってくるだけじゃ。封印も出来るだけ性能の良いものを造る予定じゃがわざわざ当たってくれる彼奴らじゃないぞい、先ずは精進せい。儂の勝手じゃが腕力と魔力は無理じゃがその他反射能力、運動能力やらはプレゼントとして精進に補正がつくようにしといちゃる。」
「お、おう…」
そうだった……これから行くの
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