第3話 北米の風
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部へとドッキングした。
「これは・・・」
「ダ・ガーンとサポートメカのもう一つの合体の姿“ダ・ガーンジェット”だ。中が狭いのが欠点だが、長距離の移動には役立つ。」
「星史さんはこれで世界を飛び回っていたんですね。」
「いや、もっぱら中の広いセイバーズを使っていた。」
「セイバーズ?」
「これから会いに行く仲間だ。」
青い太平洋。
ダ・ガーンジェットはアメリカを目指してこの上を飛んでいた。その時間を利用して世界中に散らばっている勇者の石の現場について説明していた。
勇者の石のうち、ダ・ガーンのように工芸品に埋め込まれておらず、地中へ埋まったままの物は軍に発掘され研究が行われている。だが・・・どのような最新機器を使っても、その全貌は掴めていない。
「それじゃあ、軍が回収した勇者の石の研究は全然進んで無いんですか?」
「ああ、そうだ。」
れいの言葉を星史は肯定する。
「勇者の石とは地球の分身たる勇者の魂。我々人類では到底解明出来ない物だった。」
「人類では到底解明出来ない物・・・」
その言葉でれいは自分の世界を蘇らせた『始まりと終わりに存在するもの』を思い出す。
「ん?どうかしたのかい?」
「い、いえ!何でもありません!!」
「?まあいい。それで、これから行くアメリカ支部には“ジェットセイバー”と“シャトルセイバー”の石が預けられている。彼らの身体もだ。」
「身体も?」
「ああ。かつて勇者が宿ったマシンに何か痕跡が残っていないか調べるために石とともに研究されている。こちらも、成果は出ていないがな。」
太平洋を飛行するダ・ガーンジェットを上から監視するモノがあった。キャンデロロの偵察メカである。光学迷彩を始めとした多種多様なステルス能力を持っているためダ・ガーン達には見つけられない。その代わり戦闘能力は皆無だが。
それが送ってくる映像をキャンデロロは母艦のブリッジにあるモニターで見ていた。
「あかいろさん。リチェルカ・ドゥエさんとファルコ・ティラトーレさんの準備は?」
「いつでも出撃可能です。」
キャンデロロが聞くと、赤毛をポニーテールにしたメイドあかいろさんは答える。
「彼らが向かう先。そこにはきっと新たな勇者が眠っているハズ・・・目を覚ます前に救済してあげるわ。」
地球防衛機構軍アメリカ支部。
ここの研究施設は主に航空宇宙関係が専門だ。セイバーズ二人の勇者の石とボディが預けられているのもこのためである。
そこにある飛行場に一機のジェット機、ダ・ガーンジェットが着陸した。そこからダ・ガーン本体が分離し、れいと星史が降りる。
「お待ちしていました、高杉大佐。」
彼
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