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プリテンダー千雨
桜通りの吸血鬼編
第一話
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リンさんって魔法を知っていたんですか?いや、それよりも・・・

「エヴァンジェリンさん。その“奴”って、僕のお父さん“ナギ・スプリングフィールド”の事ですか!?」

「他に誰が居ると言うのだ?」

やった!まさかこんな近くにお父さんの手掛かりがあったなんて!!

「エヴァンジェリンさん!お父さんについて、教えて下さい!!」

「ふむ。どうやら坊やは一つ勘違いしているようだな。」

え?それってどう言う・・・

「桜通りの吸血鬼の正体はあの女ではなく・・・私なのだよ!!」

そう言ってエヴァンジェリンさんは魔法薬を取り出し、それを容器ごと投げつけてきた。





《千雨Side》

何とか撒く事が出来たみたいだな。でも、今更気付いたけどさ、さっき先生が使った力は何だったんだ?

「千雨!大丈夫か!!」

って考えてる間に父さんがやって来た。

「ああ。何とか逃げてきたけど・・・正直訳の分からない事ばっかりだ。」

「何があったんだ?」

私はさっき見て体験してきた事を父さんに話した。

「・・・聞いた事の無い力だな。」

「やっぱり、デストロンとかクインテッサとは無関係なのか?」

「そうとは言い切れないがね。だがまあ、そのマクダウェルさんと言う子からは明日以降に接触があるだろうから、覚悟しておいた方がいい。」

「分かってるって。」

そう答えると、私は父さんと分かれて寮へと帰って行った。



続く


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