暁 〜小説投稿サイト〜
プリテンダー千雨
プロローグ
[1/3]

[1] 最後 [2]次話

長谷川千雨はネットアイドルである事を除けば普通の女子中学生・・・だと彼女自身は思っていた。だが、彼女の父親は人間に姿を変えられるトランスフォーマー“プリテンダー”であった!ゆえに千雨も巨大ロボットへ変身する能力を持っていたのだ!!

魔法先生ネギま!とトランスフォーマー超神マスターフォースのクロスオーバーです。プリテンダーは全員出す予定ですが、ゴッドマスターは出ません。一応、ヘッドマスタージュニアは出る可能性はあります。



私、長谷川千雨はネットアイドルをやっていることを除けばいたって普通の女子中学生だ。うちのクラス…と言うか麻帆良に居る奴らとは違って絶対に普通なのだ。
だが、中学二年の終わり。そうじゃないと自身の父親から教えられた。

「こんな森の中に呼び出して、どうしたんだよ、父さん。」

麻帆良にある森の中。私は目の前に居る自分の父親“長谷川小鷹”に問いかける。

「すまない、これから明かす事は人目につく所ではダメなんだ。」

「は?まあ、もったいぶらずに早く言ってくれよ。」

「分かった。とりあえず、説明するより見てもらう方が早いだろう。」

そう言うと父さんは左腕に着けた腕時計のボタンを右手の人差し指で押してこう叫んだ。

「スーツオン!!」

すると、父さんは変身ヒーローみたいな感じにあっという間にゴツイロボットみたいな鎧を身に纏った。

「な!?どう言う事だよ!?」

「だが、これだけじゃない。プリテンダー!!!」

私が混乱していると、父さんは別の言葉を叫んだ。すると、父さんの姿は今度は黄色い巨大ロボへと変わった。もう、着いていけねえよ・・・

「トランスフォーム!!」

そんな私を他所に父さんはまた別の言葉を叫んだ。すると、こんどはロボットからF-15に似た戦闘機へと変形した。そんなギミックまであんのかよ!!
その後、父さんは軽く飛び回るとロボットへと変形して着地した。そして、人間の姿へと戻る。

「父さん、今のは一体・・・」

「ああ、説明する。」




話によれば、父さんは“トランスフォーマー”と言う遠く離れた“セイバートロン星”で生まれた金属生命体らしい。つまり、ロボットの姿が本当の姿と言う事だ。本当の名前は“メタルホーク”と言い、人間とかの姿になれる珍しいトランスフォーマーと言う話だ。
何でも、仲間と宇宙旅行してたら遭難して地球に来て、そのまま定住したらしい。そこで一人の女性、つまり私の母さんと出会って今に至るんだそうだ。

「千雨。今日はお前にこれを渡しに来た。」

父さんはそう言って自分がしているのと同じタイプの腕時計を渡してきた。

「・・・まさか、これを使えば私も父さんみたいに変身出来んのか?」

「そうだ。」

[1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ