暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
A's編 その想いを力に変えて
32話:鍋を囲もう in 八神家
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たら体が……(ガクガクブルブル
ま、私的な事情は置いといて、そんな経緯からすずか経由で八神の連絡先を教えてもらい、今回のお宅訪問を約束したのだ。(勿論なのはには内緒)
【八神へ
約束果たしに行ってもいいか?料理のやつ。
行く途中材料を買ってくるつもりだが、何か予定は?
士より】
【士君へ
勿論ええよ♪士君なら大歓迎や!
材料はお任せするよ。あ、量は士君も入れて“六人分”な。実はちょっと親戚さんが家に来とってな、その子達の分なんや。お願いな。
せっかくなら、お泊まりしてく?
愛しのはやてより?】
とまぁこんな感じで連絡を取り合っていた。お泊まりは丁重にお断りしておいた。
因に最後のやつやハートマークは無視していく事に決めている。
そう言う訳で、今日は八神家へやってきたのだが……
「どうも、シャマルです」
「…ヴィータ、です……」
「小学三年生で八神とは図書館仲間の門寺士です。今後ともよろしく」
俺の目の前で頭を下げる金髪の女性―――シャマルさん。その後ろで少し警戒心を見せる赤毛の少女―――ヴィータ。その隣で笑顔で、うんうんと頷く八神。図書館仲間ってのもなんだかわからんが……
あ〜、俺も笑顔を向けているが、ここで心の内に思っている事を正直に話そう。
―――どうやら、俺はどえらい地雷を踏んでしまったようだ…
内心、俺の頭は過去最高にギュンギュン回転している。そう、ギュンギュンに。
この地雷に、どう対処したものか、と。割と真剣な方で。
「はやてちゃんから聞いてますけど、料理上手なんですか?」
「えぇ、まぁ…」
とシャマルさんに聞かれ、曖昧な感じで答えてしまう。だが顔が直視できない…
ここで一旦整理をしよう。しないと俺の頭がついていかなくなってしまう。
今クロノ達と一緒に当たっている事件は、「闇の書」騒動。魔力を持つ人間含む生物を襲い、魔力の源であるリンカーコアを削っている人物達、ヴォルケンリッター。
俺が戦ったシグナム、なのはが戦ったヴィータ、アルフが戦った白髪の男、クロノが捕まえかけた緑服の女性の四人。
まさかとは思いたくないが、今俺の視界にいる二人は、その内の二人なんだろうか?それだと、八神が闇の書の主…という事になるのだろうか?
え?それってマズくないか?色々とマズくないか!?
「………」
「こらヴィータ!お客さんをそんなに睨んだらあかんよ!」
「あ、あ〜っ!」
さっきからこちらを睨んでいるヴィータの鼻を、八神がつまんで叱っている。
と、とにかくだ!とにかく、ここは落ち着いて対処しよう。幸い、俺はディケイドの状態でしか戦ってないから、顔は見られていない筈。そこに関しては問題な
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