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【IS】何もかも間違ってるかもしれないインフィニット・ストラトス
役者は踊る
第三九幕 「モノクロームは空を舞う」
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一瞬詰まる。
「ぐはっ・・・!!そ、そりゃないぜユウ・・・」
「無くはないでしょ?今目の前にあるんだし!」
いたずらが成功したように不敵な笑い顔を見せるユウ。
ユウは最初に爪月のギミックを知った時からこの戦術を使う気でいた。剣戟から無理なく棒術に切り替えられるこの戦法には流石の代表候補生たちも言葉がない。ただ、この戦術を知ってたらしいシャルとジョウは乾いた笑いをしているが。
「あははは・・・あの使い方は風花にしかできないね。いくら強度が高いって言っても格闘戦に使っちゃ普通折れちゃうよ。バリアの使い方を間違えてると思うなぁ」
「俺と組手しすぎたせいか最近はすっかり手癖が悪くなってなぁ・・・しかも棒術は足技も使うからユウのISにとっては一番使いやすい戦術の一つなんだわ」
ちなみにユウの小細工は唯の一度たりともジョウの不意を突けたことはない。
これで一夏が不意を突かれたのは2回目。正々堂々の勝負であろうと使えるものはすべて使うのがユウのモットーであり、それは逆を言えば彼の勝利に対する意地汚さである。
イニシアチブが一夏からユウへ転がる。だが、戦いはまだ終わらない。
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