第六話 龍虎対決!誕生する聖闘士!
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の女の為にそれを捨てるのか?」
どこか大河を試すような男の言葉。
だが大河はきっぱり答えた。
「栄光なんて・・・関係ない!・・・昔あるボクサーが言ってたぜ・・・栄光と一人の女のどっちが大切かと聞かれた時・・・迷うことなく一人の女の方が大切だって言った・・・栄光でも・・・誰の為でもない・・・今目の前の澪を・・・俺は助けに行くんだ!」
「ほぉ・・・掟に従おうとしないのか?アテナの聖闘士として失格かもな」
「うるさい・・・少なくとも俺は男として間違ったことはしない!もう二度と!」
迷いのない真っ直ぐな言葉を聞いた男は笑みを浮かべた。
「ふ・・・合格だ」
「え?」
「試すような事を言ってすまなかったな。一人で行くにしても・・・どうやってアスガルドまで行く?」
「そ・・・それは」
考え直すと大河はアスガルドが何処にあるか分からない。すると男は大河の隣に立ち呟いた。
「俺が連れて行ってやる・・・アスガルドまでな」
「あなたは・・・一体?」
「どうでもいい・・・さぁ・・・行くぞ!」
「は!はい!」
男から只ならぬ雰囲気を感じ取る大河は男の背後に白鳥座を感じ取りながらただ一人アスガルドへ向かうのだった。
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