第六話 龍虎対決!誕生する聖闘士!
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俺についてくる気か?」
「行ったでしょ・・・あたしはあんたの相棒・・・リサーチするついでにあんたに同行した方が効率が良い・・・それにあんたが探しているカイザーナックルにも興味があるし」
「あぁ・・・そうですか?」
パライストラを出る大河と澪。
これから新たな旅が始まる。
そう思った瞬間小宇宙を感じ取った。
「誰だ!?」
「聖闘士ではなさそうだけど」
「・・・その通り」
大河達が振り返ると黒い聖衣のような鎧を身に纏った一人の男が立っていた。
「誰だ!貴様!」
「・・・神闘士・・・α星・ドゥベのシグ」
神闘士・・・それはアスガルドを守護する戦士たちの事だった。
「神闘士がなにしにきたのよ?・・・う!」
「ミヨ!」
突如シグが澪の溝を殴り意識を失った澪を抱えた。
「貴様!澪を離せ!!」
大河が傷ついた拳でシグに殴りかかるが、シグは首を傾げる動きのみで大河の拳をかわした。
「貴様・・・目的は何だ!?」
大河の叫びにシグは静かに答えた。
「アテナの聖闘士の首・・・」
「な!」
大河の溝に拳を放ち膝をつかせたシグは己の目的を告げた。
「この娘貴様の女と見た・・・返してほしければアスガルドまで来い」
「何だと!?」
「オーディーン!ソード!!」
「うわああああああああああ!!」
シグの技に吹き飛ばされた大河はそのまま地面に沈んでしまった。薄れる意識の中で手を伸ばした。
「み・・・澪ぉぉ・・・く!!」
先程までの激戦のダメージもあり意識を手放してしまう大河。
どれだけの時が過ぎただろうか・・・パライストラの林の中で目を覚ました大河は最後の瞬間を思い出した。
「澪・・・澪!!」
大河が立ち上がろうとすると誰かの気配を感じ取り振り返ると、大河の近くに座っている金髪の男の姿があった。
「・・・気が付いたか?」
「あなたが・・・助けてくれたんですか?ありがとう・・・」
大河が男に礼を言うと立ち上がり一目散に立ち上がろうとしたが身体の痛みが強く膝をついた。
「う・・・くそ・・・」
「そんな身体で何処へ行く?」
「決まってる。澪を助けに行くんだよ!」
「澪?・・・彼女か・・・そういえば、お前聖闘士ファイトに参加していたんだよな?」
「あぁ・・・」
「優勝すれば白銀聖闘士へ昇格できる・・・今回は敗者復活があるみたいだが・・・参加はしていかないのか?」
「どうしてだ?」
「聖闘士ファイトが終われば、アスガルドまで他の聖闘士が同行してくれる・・・無茶をして一人で行くことも無いだろう・・・それに白銀聖闘士になれば栄光が手に入るぞ?・・・一人
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