お遊び〜
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・完璧に俺と亮のせいだよな」
『な、なんでッスか?』
「紫も言ってたろ?俺らに関わった世界が襲われたって。てことは何かしら俺達に個人的な何かがあるってこった」
「・・・驚いた。意外だけどやっぱり頭の回転は速いのね、咲」
闇風さん、何気に酷くない?
「ただな、実は極端に脅威な訳でもないんだ」
「え?」
愛依が首を傾げる。
「ヤミ、リパル。リョウコウの世界に何か襲撃はあったか?」
「ないわよ。それが?」
『・・・あ!』
「シィや剛鬼の世界も何もなかった。つまりあの男は“俺達の物語でしか動けないんだ”」
「それだとどう違うの?」
「簡単だよ。アイツはただ俺達の物語に組み込まれている悪役に過ぎないってこと・・・つまり、倒せない相手じゃないんだ。一見理不尽な強さに見えるが・・・そんなもん、物語じゃよくあることだ」
「・・・ほんと、面白い考え方するのね」
「俺達が基点ならば、全力を尽くせばハッピーエンドは迎えられる筈・・・その為にも今は戦力を集めるのがいいかもしれない」
「戦力?他に誰かいるのか?」
「ていうかいるだろうね。言い方悪いけど本来敵役のジゼルがここに来てるのに・・・主人公のルークがいないのはおかしいだろう?それに、ああいうムカつくタイプは俺達の仲間を全員苦しめる気だろうし・・・だが厄介なのは・・・」
「わたしとジゼルさんみたいに・・・」
「潰し合う可能性がある・・・か」
「そこも奴の狙いだろうな。・・・ってよく考えたら・・・愛依、お前、声は・・・?」
「え?・・・あっ!?」
愛依がハッとして上を見上げる。
「そう言えば・・・全然聞こえない。え、何で・・・」
「・・・はーっ、くそ、考えすぎて頭こんがらがってきたな。一度纏めるか・・・」
『さ、咲さん!上ッス!』
「は・・・?」
上を見上げると空に何かスクリーンが現れ・・・ローブの男が映った・・・・・・
亮〜
「・・・つまりみんな目が覚めたらこの世界にいて、それぞれ偶然出会って行動を共にした・・・か」
しかも驚きなのはキリトやリーファはアバターだが生身と同じというよく分からない事になってるらしい。基本的な纏めはヒューバートに任せ、色々考える。
「しかし、どっちの世界でも次男だな・・・」
「何となくだけど、お兄ちゃんとアスベルさんって似てる気がするね」
「そりゃ、アス兄も兄貴も鈍感だしなぁ・・・」
「なるほど、
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