お遊び〜
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瞳も金色に染まって、端から見たら痛い中2デザインだ。
「第二ラウンドと行こうか」
空間から姉・・・ジゼルから渡された拳銃を取り出す。
「・・・ふっ!」
羽根を羽ばたかせ、飛ぶ。そして手始めに一匹の背中に飛び乗り。
「ばーん!」
脳天を撃ち抜いた。四散する前に蹴り、そのまま後ろに一回転して背後の鳥に蹴りを叩き込んだ。・・・当然、頭は潰れた。
「タイトバレット!」
横薙ぎに弾を放ち、敵を硬直させる。すると一匹が弾を避け、接近してくるが・・・遅い。
「空中戦で勝とうなんざ百年・・・いや、一生無理なんだよ!」
身体以上に異形と化した左手で頭を掴み、力づくで頭部を粉砕する。そして身体に闇を纏わせ・・・
「これで終わりだ。・・・ダークオーラ!!」
闇を纏った体当たり。硬直していた全てのモンスターを吹き飛ばす。辺りに何もないのを確認してから俺は着地して、Bモードを解除する。
「・・・よし、感覚は鈍ってねぇ。呑まれる事もない・・・」
さて、取りあえず進もう。近くに亮か愛依、はやてがいるかもしれない。ただ、やっぱり襲撃に備えた方がいい。何時何時襲われるか解らないのだ。
「(大声を上げるのも不味いな)だったら・・・飛ぶか」
もっかいBモードを使う。そして低空飛行。
「(リパルがいれば周りのチェックがしやすいのに・・・!)」
辺りを注意深く見渡して飛んでいたら・・・
ドン・・・
「っ、あれは!」
空に向かって放たれた黒い物・・・それを見たら一瞬、身体が疼いた。
「これは・・・愛依の闇か?そうか・・・俺も愛依の闇を持っているから・・・とにかく、急ごう!」
その方向に向かって飛ぶと・・・激しい物音が聞こえた。
「きゃあああ!?」
視界に吹き飛ばされ、岩肌に叩き付けられる愛依が映った。
「うっ・・・げほ・・・え、えぁ・・・」
『愛依さん!しっかりするッス!』
・・・しかも、愛依の手には黒と白が入り交じった方天画戟・・・リパルが握られていた。見ればゴツいゴーレムが愛依に向かって歩いていた。
「愛依!!」
「ぅぇ・・・?・・・さ、咲・・・」
「リパルを渡せ!」
「う、ん!」
愛依が思い切り方天画戟を投げる。俺はそれを受け取り・・・全力でゴーレムに向かって振り下ろした。
バキャアン!
「ひゅう」
一発で粉砕に成功した。
「リパル、愛依。何があったか分かるか?」
『それが・・・』
「アタシもついさっき目が覚めたんだ。そしたら近くにリパルが落ちてて・・・」
『オイラも愛依さんに回収されて目を覚ましたッス・
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