お遊び〜
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ち着いて、僕とリーファさん、兄さんとキリトさん、そしてリョウ兄さんの順番にここに来るまでの経緯を話して行きましょう。でないと話が纏まりません」
「そうだな。ヒューバート、頼む」
「はい。では・・・」
俺達は一度、話し合うことにした・・・
咲〜
「っ・・・どう、なった・・・?」
起き上がろうとしたら・・・視界に黒い髪が映った。
「え・・・まさか」
立ち上がってからシャツの中を見る。・・・平らだった。つまり・・・
「男に戻った・・・?」
よく見れば左手も黒ずんでいて、闇も使える。・・・完全に五十嵐 咲の身体だ。
「何が起こった?スキマに飛び込んで・・・ここに?」
辺りは所々ひび割れた荒地だった。
「転移ミスか?いや・・・だったらすぐに紫が来るはず・・・じゃあ、考えられるのは・・・っ!?」
上を見上げると大量の鳥型のモンスターとそれに掴まるゴブリンが目に入った。
「解りやすくて助かるぜ。どうやらまだ俺達の命は諦めてないらしいな」
俺は身構える。
「リパル!・・・っていないのか・・・しょうがない、久々に一人でやるか」
久しぶりに使うあの能力。
「開け!」
腕を開くと空間が開き、俺はそこから青龍偃月刀と黒のマントを引っ張り出す。
「来な」
ゴブリンが降り立ち、近付いてくる。
「ダークファイガ!」
黒い炎を打ち出し、動きを止める。そして駆け寄りながら左手の指先に闇を集め・・・振る。
「ラッシャア!!」
戦闘の数匹が五等分になり、四散して消える。
「偽物のシィ達と同じ技法らしいな・・・っとらぁっ!」
振り向き際に闇を籠めた偃月刀を振り、武器ごと両断する。
「第一段階、行くぜ。・・・Dモード!」
身体が黒い闇に覆われ、鎧・・・というかスーツのような装備に包まれる。
「さて、と」
地を蹴り、数体のゴブリンを纏めて蹴り飛ばす。
「地上戦はこれで締めだ。はぁぁぁぁ・・・」
闇を偃月刀に籠め、偃月刀が闇に包まれる。そのまま勢いよく回し・・・全力で投げた。
「オォリャアッ!!」
ドゴォォン!!
闇が炸裂。全てのゴブリンを巻き込んで破裂する。
「・・・っ」
その瞬間、鳥が火を吐いてきた。俺は後ろに跳び、更に闇を高める。
「Bモード・・・やるぜ!」
今度は全身が刺々しいデザインに代わり、背中に羽根が生える。髪と
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